途轍もない大逆転劇が生まれた。
現地6月18日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でコロラド・ロッキーズと対戦。1番・DHで先発出場した大谷翔平が20号ソロを放つなど見せ場はあったものの、ドジャースは9回表の時点で4対9と敗色濃厚の窮地に追い込まれていた。
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だが、やはりドジャース打線は並大抵ではなかった。なんと代打ジェイソン・ヘイワードの満塁弾で1点差に詰め寄ると、2死一、二塁から今度はテオスカー・ヘルナンデスが逆転3ランを叩き込んで一挙に7点を奪取。その裏の相手の攻撃をシャットアウトし、11対9の大逆転勝利を完遂したのである。
大いに沸いた勝利の陰で、ひとつの恐ろしい記録が継続された。
このロッキーズ戦まで、ドジャースはミゲル・ロハスがヒットを放てば20連勝という"不敗神話"を誇っていた。この日のロハスは3打数ノーヒットだったが、9回裏に5点差を追う場面でシングルヒットをマークする。さすがに不敗記録も途絶えるかと誰もが考えていたはずだ。ところが――。チームはそこから怒涛のラッシュで試合をひっくり返したのだから驚きだ。相手チームにとっては脅威の21連勝を達成したのである。
これには専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者も唖然。「まったく信じられない。ロハスが安打を打てば21勝0敗、打点を挙げれば14勝0敗、得点を決めれば12勝0敗だ」と舌を巻いた。ドジャース公式SNSには米ファンからロハス不敗神話へのコメントも殺到。「神がかってるよ」「すべてはミゲルのおかげだ」「思わず震えたね」「ヤバい連勝記録だ」「さすがに5点差があったから途切れると思ったんだが…」といった調子だ。
ムーキー・ベッツや山本由伸など負傷者を多く抱え、苦しい台所事情のドジャース。そんな不安を吹き飛ばすかのような大逆転劇で、見事3連勝を飾っている。
構成●THE DIGEST編集部
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現地6月18日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でコロラド・ロッキーズと対戦。1番・DHで先発出場した大谷翔平が20号ソロを放つなど見せ場はあったものの、ドジャースは9回表の時点で4対9と敗色濃厚の窮地に追い込まれていた。
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だが、やはりドジャース打線は並大抵ではなかった。なんと代打ジェイソン・ヘイワードの満塁弾で1点差に詰め寄ると、2死一、二塁から今度はテオスカー・ヘルナンデスが逆転3ランを叩き込んで一挙に7点を奪取。その裏の相手の攻撃をシャットアウトし、11対9の大逆転勝利を完遂したのである。
大いに沸いた勝利の陰で、ひとつの恐ろしい記録が継続された。
このロッキーズ戦まで、ドジャースはミゲル・ロハスがヒットを放てば20連勝という"不敗神話"を誇っていた。この日のロハスは3打数ノーヒットだったが、9回裏に5点差を追う場面でシングルヒットをマークする。さすがに不敗記録も途絶えるかと誰もが考えていたはずだ。ところが――。チームはそこから怒涛のラッシュで試合をひっくり返したのだから驚きだ。相手チームにとっては脅威の21連勝を達成したのである。
これには専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者も唖然。「まったく信じられない。ロハスが安打を打てば21勝0敗、打点を挙げれば14勝0敗、得点を決めれば12勝0敗だ」と舌を巻いた。ドジャース公式SNSには米ファンからロハス不敗神話へのコメントも殺到。「神がかってるよ」「すべてはミゲルのおかげだ」「思わず震えたね」「ヤバい連勝記録だ」「さすがに5点差があったから途切れると思ったんだが…」といった調子だ。
ムーキー・ベッツや山本由伸など負傷者を多く抱え、苦しい台所事情のドジャース。そんな不安を吹き飛ばすかのような大逆転劇で、見事3連勝を飾っている。
構成●THE DIGEST編集部
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