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大谷翔平が古巣相手にリーグトップを走る22号2ラン! 全打席出塁で打率.322に上昇も、ドジャースは延長戦で競り負け

THE DIGEST編集部

2024.06.22

大谷は5回に22号2ランを放ち、ベンチで恒例のひまわりの種をぶちまけられた。(C)Getty Images

 現地6月21日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でロサンゼルス・エンジェルスと対戦し、延長10回の末に2対3で競り負けた。「1番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は2戦連発となる22号2ラン本塁打を放つなど、2つの四球を含め2打数2安打2打点と全打席で出塁する活躍を見せて、打率を.322にまで上げた。

 ドジャース移籍後、レギュラーシーズンでは初めて古巣と対戦した大谷は試合前に、ミッキー・モニアックや昨シーズン開幕戦でバッテリーを組んだローガン・オホッピーなど、かつての戦友と笑顔で挨拶を交わし、旧交を温めていた。そして、彼らの目の前で衝撃的な一発をぶちかました。

 2打席連続四球で迎えた5回裏、2死一塁の第3打席に大谷は相手3番手マット・ムーアの直球を強振した。真ん中に甘く入ってきた球を見逃さずに振り抜くと、ピンポン球のように弾き返された打球はセンター右の客席に着弾。打った瞬間に本人も確信する先制2ランは打球速度113マイル(約181.8キロ)、飛距離455フィート(約138.7メートル)を計測した。ダイヤモンドを悠々と一周してベンチに戻った大谷は、今シーズン恒例のひまわりの種を顔に浴びる手荒い祝福を受けた。
 
 2点リードしたドジャースは5回2安打無失点に抑えていた先発のランドン・ナックからライアン・ヤーブローに交代したが、これが裏目となり、エンジェルスに同点に追い付かれた。大谷は8回裏に投安打で出塁するも得点にはつながらず、試合は無死二塁から始まる延長戦に突入した。

 10回表に1点を勝ち越されたドジャースは2死三塁までランナーを進めたが、ギャビン・ラックスが空振り三振に倒れて力尽き、ゲームセット。大谷の先制アーチは惜しくも実らず、逆転負けを喫した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が2戦連発!古巣エンジェルスに挨拶代わりの22号2ラン!
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