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大谷翔平のライバル2人が“わずか1イニング”のうちに負傷離脱...MLB勝率トップのフィリーズに激震走る

THE DIGEST編集部

2024.06.28

ハムストリングを痛めたハーパー(左)と股関節を痛めたシュワーバー。(C)Getty Images

 現在53勝28敗、勝率の.654はMLBトップと抜群の強さを誇っているフィリーズに試練が訪れている。

 フィラデルフィア・フィリーズの一塁手、ブライス・ハーパーと指名打者のカイル・シュワーバーが日本時間6月28日の本拠地マイアミ・マーリンズとの一戦で故障するアクシデントに見舞われた。

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 今シーズン主に指名打者として出場しているシュワーバーは28日の試合では、レフトでプレー。2回にはヒットを放つなど見せ場を作るなどしていたが、送球の際に股関節を痛め、9回に代打を送られ途中交代。ハーパーは3点ビハインドで迎えた9回、二死走者なしの場面で打席に立ち、セカンドゴロ。一塁へ全力疾走をみせたが、アウトになった直後に跳ねながら左ハムストリングを抑え、脚を引きずりながらベンチに下がった。

 米大手スポーツ専門チャンネル『ESPN』によれば、試合後、ハーパーは一塁線の半分を過ぎたあたりで違和感を感じたといい、「これまで軟部組織(腱やじん帯など骨組織以外の部分)を損傷したことがないので初めての感覚だが、痛い」と話した。現地28日に画像検査を受け、怪我の具合を確認するという。

 特にハーパーはMVP争いにおける大谷の対抗馬として最も有力視されており、オールスター投票でもナ・リーグトップの得票数で球宴スターターの座を勝ち取ったばかり。シュワーバーも指名打者部門で大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)に次ぐ2位につけている。

構成●THE DIGEST編集部

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