現地1月6日、MLB公式サイトは現時点での各チームの戦力を評価するパワーランキング(1~20位)を発表した。
堂々1位に選ばれたのは“悪の帝国”ヤンキース。このオフは、アストロズでサイ・ヤング賞投票2位に輝いたゲリット・コールをFA投手史上最高額9年3億2400万ドル(約328億円)で獲得するなど、ヤンキースらしい超超超大型補強に踏み出して納得のトップ評価を得た。昨季306本塁打を放った打線からも流出は少なく、コールを中心に故障明けのルイス・セベリーノが復活し、FAイヤーの田中将大が奮起すれば、2009年以来の世界一を十分狙える。
2位にはナ・リーグ西地区7連覇中のドジャースが入った。コールをはじめ獲得を狙っていた選手をことごとく取り逃しているが、逆に大きな戦力の流出もない。昨季は球団新記録の106勝を挙げており、現状でも十分に戦えるという評価だろう。
3位はサイン盗み疑惑に揺れるアストロズ、4位は昨季、歴代最多307本塁打を放ったツインズが来て、5位には日本の主砲・筒香嘉智が移籍したレイズがランクインした。自慢の投手力はそのままに、筒香らの加入による打線の強化が期待されている。球界指折りの低年俸チームでありながら、オープナーや守備シフトなど先進的な取り組みで強豪球団と渡り合うレイズは、今季も注目チームになりそうだ。
堂々1位に選ばれたのは“悪の帝国”ヤンキース。このオフは、アストロズでサイ・ヤング賞投票2位に輝いたゲリット・コールをFA投手史上最高額9年3億2400万ドル(約328億円)で獲得するなど、ヤンキースらしい超超超大型補強に踏み出して納得のトップ評価を得た。昨季306本塁打を放った打線からも流出は少なく、コールを中心に故障明けのルイス・セベリーノが復活し、FAイヤーの田中将大が奮起すれば、2009年以来の世界一を十分狙える。
2位にはナ・リーグ西地区7連覇中のドジャースが入った。コールをはじめ獲得を狙っていた選手をことごとく取り逃しているが、逆に大きな戦力の流出もない。昨季は球団新記録の106勝を挙げており、現状でも十分に戦えるという評価だろう。
3位はサイン盗み疑惑に揺れるアストロズ、4位は昨季、歴代最多307本塁打を放ったツインズが来て、5位には日本の主砲・筒香嘉智が移籍したレイズがランクインした。自慢の投手力はそのままに、筒香らの加入による打線の強化が期待されている。球界指折りの低年俸チームでありながら、オープナーや守備シフトなど先進的な取り組みで強豪球団と渡り合うレイズは、今季も注目チームになりそうだ。
このオフは筒香だけでなく、秋山翔吾と山口俊も海を渡った。彼らが加入したチームの順位というと、秋山加入のレッズは13位、山口加入のブルージェイズは20位圏外。さらに、球界屈指の三塁手アンソニー・レンドーンを7年2億4500万ドル(約266億円)で獲得した、大谷翔平所属のエンジェルスも19位とかなりの低評価。
もっとも、パワーランキングはあくまで「現時点」の戦力を評価するもの。今後の補強や故障者の状況など順位は変動する。今後、どのチームが順位を上げてくるのか、現時点で高く評価されているチームは下馬評通りの戦いを演じるのか注目しながらペナントレースの行方を見守るのも楽しいはずだ。