MLBは現地７月3日、大手スポーツチャンネル『ESPN』でオールスターゲームのファン２次投票、先発野手部門の結果を発表し、ナ・リーグ指名打者部門のスターターには、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が選ばれた。

【関連記事】大谷翔平とジャッジは今週中に“首位打者陥落”確実か、日系三世の“ダークホース”２選手が規定打数到達で両リーグの打率トップへ 　MLB公式サイト『MLB.com』では、オールスター投票の最終結果を発表するとともに、選出選手の寸評を紹介。大谷が現役ではアーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）と並ぶ４年連続のオールスターに選ばれたとし、「どのリーグにいても、どのポジションでプレーしていても、この10年間で唯一変わらないのは、大谷がどこかでオールスターゲームで先発出場する方法を見つけることだ」と話し、オールスター出場はもはや確定事項だったと絶賛した。

　また、日本人として４年連続先発出場はイチロー以来史上２人目。日本人が放った本塁打についても2007年にイチローが放った史上唯一のランニングホームランのみ。オールスターでは長打を記録したことのない大谷だが、打者専念の今季、日本人初の柵越え本塁打にも期待がかかる。

　ドジャースからは現在故障離脱中のムーキー・ベッツ（遊撃手部門）とテオスカー・ヘルナンデス（外野手部門）が２次投票に残っていたが、惜しくも先発選出とはならなかった。控え野手と投手については選手間投票などを行い、現地７月６日に全選手の顔ぶれが出そろう予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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