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大谷翔平の“プチスランプ”は「去った」「打球とともに遠くへ――」。止まらない活躍ぶりに地元メディア感嘆

THE DIGEST編集部

2024.07.07

大谷は8回に4試合ぶりとなる特大の28号HRを放った。(C)Getty Images

大谷は8回に4試合ぶりとなる特大の28号HRを放った。(C)Getty Images

“プチスランプ”を吹き飛ばす圧巻のパフォーマンスだ。

 現地7月6日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は本拠地で行なわれたミルウォーキー・ブルワーズ戦に「1番・DH」として先発出場し、第5打席で4試合ぶりの28号ソロを放つなど、2打数2安打1打点3四死球と全打席出塁する大暴れ。打率.316、OPS1.045でリーグトップに立ち、本塁打数でも2位マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に5本差をつけている。

 特大の一発が見られたのは、4対3とリードした8回1死走者なしという場面だ。大谷は、ここで3番手左腕ダニエル・ハドソンと対峙すると、カウント0-1から投じられた内角低めのカットボールを強振。これが打球速度109.9マイル(約176.9キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)を計測する右中間スタンドへのダメ押しアーチとなった。

 現地4、5日に自己ワーストとなる6打席連続三振を喫するなど、ノーヒットの試合が続いていた大谷だが、今回のハイパフォーマンスにはSNS上でも反響が続々と寄せられている。日夜ドジャースの情報を発信している専門メディア『Dodgers Nation』は、公式X(旧ツイッター)を更新し、「オオタニがミゲル・バルガスに続く本塁打。スランプ? ああ、それはもうとっくに忘れた」と復活に反応を示している。
 
 また、6回の第4打席で放った三塁打については、地元紙『Orange County Register』でドジャース番を務めるビル・プランケット記者が、「スランプは去った。101マイル(約162.5キロ)のレーザーが右中間フェンスに直撃した」と速報を打った。そのあと特大の28号ソロが飛び出すと、同氏は「打球が消えていった。スランプとともに遠くへ――。」と続けていた。

 なお、この試合はドジャースが5対3で勝利。チームは2連勝とし、貯金を「20」にまで伸ばしている。

構成●THE DIGEST編集部

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