MLBオールスターゲームを前日に控えた現地７月15日、元ニューヨーク・ヤンキース主将のレジェンド、デレク・ジーターは米スポーツ局「FOX Sports」の番組「The Herd with Colin Cowherd」に出演し、球宴スターターに選出されているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平のメンタルを称賛した。

【PHOTO】新天地・ドジャースに加入した大谷翔平の弾ける“スマイル”を厳選してお届け！ 　番組内では司会のコリン・コウハードが、大谷が議論の的になるような事件（元通訳の水原一平氏のスキャンダル）に巻き込まれたにもかかわらず全く動じていないことに驚いているか、とジーターに話しかけたところ、ジーターは少し食い気味に「議論って何？」と笑いながら返答。そして「正直、オオタニがフィールドで成し遂げたことは身体能力以上のものが必要だ。精神的に誰よりもタフで、彼は二刀流としてサイヤング賞級のピッチングとMVP級の打撃を達成している。だから動じないことは驚きではない」と続けた。

　そして自身の経験も引き合いに出し、「私がプレーしていた時は、何か起こった場合は集中を乱されないように、一度発言してその後は黙っていることにしていた。彼も一度だけ会見を開き、まさに同じことをした。それ以上語らないことで長引かせなかった」と騒動の後の対応も良かったと話した。

　この殿堂入りプレイヤーの発言にはファンから、
「誇らしい我らが大谷翔平さん」
「さすがキャプテンだなあ」
「ジーターの返しが最高です」
「結局MLBのトップスターは人間性も完璧なんだな」
とMLBを代表する２人への称賛のコメントが見られた。

　名門ヤンキースを５度のワールドシリーズ制覇に導いた「The Captain」からの太鼓判を押された大谷。フィールド外での騒動が起こったものの、今年こそMLBの舞台で世界一の称号を獲得してほしい。

構成●THE DIGEST編集部

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