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MLB

「大谷翔平は別次元の惑星からやってきた」ヤ軍ジャッジ&ソトが口あんぐり…。スーパースターの球宴初アーチに米脱帽

THE DIGEST編集部

2024.07.17

5回に球宴初本塁打を放ち、笑顔が弾けた大谷。(C) Getty Images

5回に球宴初本塁打を放ち、笑顔が弾けた大谷。(C) Getty Images

 衝撃の初ホームランに驚きの声が止まない。

 現地7月16日、MLBオールスターがテキサス・レンジャーズの本拠地であるグローブライフ・フィールドで行なわれ、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)がナ・リーグの「2番・指名打者」でスタメン出場。試合はナ・リーグが3対5で敗北を喫したが、大谷は3回に先制となる3ランホームランを放ち、日本人メジャー初となる柵越えを果たした。

 レギュラーシーズンでしのぎを削るライバルたちも、口あんぐりの完璧な一撃だった。3回無死一、二塁で大谷はタナー・ハウク(レッドソックス)のスプリットをフルスイング。豪快な右越えアーチとなる3ランは打球速度103.7マイル(約166.9キロ)、飛距離400フィート(約121.9メートル)、角度29度を計測する文句なしの一発で、球場は大歓声に包まれた。

 スロー映像では捕手目線からの豪快スイングが流れ、あっという間に打球がスタンドに着弾。右翼を守るフアン・ソト、中堅のアーロン・ジャッジ(ともにニューヨーク・ヤンキース)はあまりのスピードとパワフルさに首をひねり、ただただ脱帽するしかなかった。
 
 メジャーリーグのスペイン語版公式X(旧ツイッター)は大谷のホームラン動画をすぐさま共有。「パワフル」「ユニコーン」などと、力こぶと空想上の存在と称されるユニコーンの絵文字を添えて、「ショウヘイ・オオタニは、まったく別次元の惑星からやってきた」と称えた。

 日本選手がオールスターで本塁打を放ったのは史上2人目だが、2007年にイチロー(シアトル・マリナーズ)氏がランニング本塁打を記録したのみで、柵越えは初めて。大谷が米球界に、また新たな1ページを刻んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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