現地７月16日に開催されたMLBオールスターゲームは、ア・リーグが５対３でナ・リーグに競り勝った。MVPには、５回にアーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）に代わって出場し、裏の攻撃でゲームを決める２ラン本塁打を放ったジャレン・デュラン（ボストン・レッドソックス）が輝いた。

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　大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）もデュランに負けない活躍を見せた。「２番・DH」でスタメン出場した大谷は、無死一、ニ塁の好機で回ってきた３回の第２打席で、先制となる３ランアーチを右翼スタンドに叩き込んだ。

　打球速度103.7マイル（約166.9キロ）、打球角度29度、飛距離400フィート（約121.9メートル）を計測するパワフルな一発は、外野を守っていたジャッジやフアン・ソト（ヤンキース）が静かに首を振って唖然とするほどの、特大アーチだった。
  　手応え十分だった大谷は、いつものように“確信歩き”を見せると、手にしていたバットを軽く回転させるように手放した。このスイングからバットフリップまでの一連の動作が、ファンの間で話題となっている。

　本塁打に対しては、「生ける伝説」「またひとつ歴史が作られた」「すごいものを見た」「やっぱり最高の打者だ」「知ってた。いつものこと」「なんて形容すればいいのかわからない」などといった声が挙がり、さらに、「確信歩きだ」「バットフリップがカッコ良すぎて」「全部が美しい」「貫録のバットフリップだ」「バットをきれいに回した」などと、スイングから走り出すまでの一連の動作を称えるコメントも多数あった。

構成●THE DIGEST編集部

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