ロサンゼルス・ドジャースがシカゴ・ホワイトソックスから３選手を引き抜く大型補強を行なうかもしれない。米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が７月21日の記事で言及した。

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　ナイチンゲール記者は、トレード期限が現地７月30日に迫るなか、さまざまな球団の補強動向を報道。そのなかで、ニューヨーク・ヤンキースがホワイトソックスのギャレット・クローシェイ投手か、デトロイト・タイガースのタリク・スクーバル投手をトレードで獲得する意思があると伝えた。

　そのうえで、「ホワイトソックスはヤンキースではないほかの球団から、より大きなオファーを期待してる」とし、「ドジャースがクローシェイ、ルイス・ロバートJr.外野手、リリーフのマイケル・コーペック投手を含む大型移籍について、ホワイトソックスと交渉を行なった」と報じた。
  　移籍情報を専門的に扱う米メディア『MLB Trade Rumors』はナイチンゲール記者の記事を引用し、「もし交渉が成立すれば、ドジャースはすでにダイナミックな打線をさらに強化し、負傷者が続出している投手陣に、待望の厚さを加えることになるだろう」と伝えている。

　ドジャースの先発陣は、間もなくクレイトン・カーショウとタイラー・グラスノーが復帰する予定だが、ウォーカー・ビューラー、ダスティン・メイ、山本由伸が故障者リスト入り。大谷翔平も今シーズンは投手として出場できないため、「投手陣の補強はLAにとって重要であり、そのなかでクローシェイは最高の補強になる」と記した。

　昨オフに大谷や山本、グラスノー、テオスカー・ヘルナンデスらを補強したドジャースが、はたして今夏も大型補強を敢行するのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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