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プロ野球

オールスター第2戦も乱打戦!両軍合わせて44安打のゲームを制したのは16得点のパ・リーグ

SLUGGER編集部

2024.07.24

坂倉(左)のグランドスラムでセ・リーグが流れをつかんだかと思われたが、終わってみればパ・リーグが圧倒。佐藤(右)は後は本塁打が出ればサイクル安打だった。写真:福富倖希

坂倉(左)のグランドスラムでセ・リーグが流れをつかんだかと思われたが、終わってみればパ・リーグが圧倒。佐藤(右)は後は本塁打が出ればサイクル安打だった。写真:福富倖希

 7月24日、マイナビオールスターゲーム2024第2戦が神宮球場にて行われ、パ・リーグが16対10で勝利。両軍合わせて44安打26得点の乱打戦が決着した。

 前日とは打って変わって、先制したのはパ・リーグだった。2回、辰己涼介(楽天)が吉村貢司郎(ヤクルト)からレフトスタンドへ一発。その後には周東佑京(ソフトバンク)にあわや本塁打のフェン直タイムリーが出て、まずは2点を先制する。

 その裏にはセ・リーグが、2死満塁のチャンスから坂倉将吾(広島)がグランドスラム。一気に4点をもぎ取って一時逆転に成功するが、この日はパ・リーグ打線が止まらない。3階にも1点を加え、4回には源田壮亮(西武)から佐藤都志也(ロッテ)まで計5安打を放ち、一挙に5点をもぎ取った。
 
 さらに5回に入るとセ・リーグも反撃。オースティン(DeNA)と村上宗隆(ヤクルト)が連続弾で同点に追いついた。これで8対8。しかし、パ・リーグは2本のタイムリーで6回に再び勝ち越しに成功する。さらに7回には岡大海(ロッテ)に2試合連続のホームランが出て、11対8とさらに突き放した。

 8回には紅林弘太郎(オリックス)にも一発が出たのを皮切りに、一気に5連打で4得点。16対10と引き離したパ・リーグがそのまま勝利を収めた。なお、佐藤は単打・二塁打・三塁打を放って球宴史上3人目のサイクル安打にリーチをかけたものの、本塁打が出ず惜しくも快挙を逸したが、5安打を放ったため見事MVPに選ばれた。
 
構成●SLUGGER編集部
 

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