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「珍しく良い決断だ!」エステベスと引き換えに有望株2投手を獲得したエンジェルスに米反響!「レンタル移籍の対価としてはまずまず」

SLUGGER編集部

2024.07.28

低迷エンジェルスで奮闘していたエステベスが、目下両リーグ最高勝率のフィリーズへ。プレーオフで大谷と対戦、なんてことも……?(C)Getty Images

 ついにエンジェルスの"解体"が始まった。現地7月27日、守護神のカルロス・エステベスをマイナー2投手との交換でフィリーズへ放出したのだ。

 2023年に2年1350万ドルで加入したエステベスは、昨季63試合で31セーブを記録。今季も34登板で20セーブ、防御率2.38と不動の守護神として活躍していたが、大谷翔平(ドジャース)の退団に加えて、マイク・トラウトも負傷で欠くエンジェルスは相変わらず低迷を続け、その好投も焼け石に水となっていた。それで、かねてよりリリーフ投手を探していたフィリーズへのトレードを決断した。
 
 エステベスと引き換えに加入する2投手は、いずれも球団プロスペクト・ランキングの上位に入るトップ有望株だ。22歳のジョージ・クラッセンは昨年のドラフト6巡目(全体193位)でミネソタ大からプロ入りした最速100マイルの剛球右腕。今季は制球力が大きく改善され、『ベースボール・アメリカ』誌のランキングでは、シーズン前の26位から最新は5位に急上昇した。

 また、左腕のサミュエル・アルデゲリはイタリア出身の22歳。速球とスライダーを中心に4つの球種を投げ分け、同じく最新のランキングでは7位に入ったとあって、フィリーズとエンジェルス双方のファンの反響は大きい。

「レンタル移籍の対価としては高いよね」
「エンジェルスとしては珍しく良い決断だ」
「(フィリーズは)騙されてないか?」
「エンジェルス入りすればトップの有望株だよね」

構成●SLUGGER編集部
 
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