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大谷翔平、6試合連続四球で出塁も本塁憤死。ドジャースもカーショウが大炎上でパドレスに連敗……

SLUGGER編集部

2024.08.01

6試合連続四球で出塁した大谷だが、相手守備の隙を突いて本塁に突入した結果アウトに。得点はもぎ取れなかった。(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平は現地7月31日、敵地パドレス戦に1番・DHでスタメン出場。6試合連続四球を記録するも3打数無安打に終わり、ドジャースも1対8で完敗してしまった。

 パドレスはノーヒッター右腕のディラン・シース、ドジャースはレジェンド左腕クレイトン・カーショウという黄金のマッチアップとなったこのゲームだが、両投手は対照的な結果に。初回のシースは大谷をセカンドゴロに打ち取ったのを皮切りに三者凡退。カーショウもエラー一つで無安打に抑えたものの、2回に連打を食らって一気に4点を奪われてしまう。

 3回にドジャースはニック・アーメッドの安打、大谷の四球でチャンスを作り、ギャビン・ラックスがタイムリー。ただ、相手守備のもたつきを見て突入した大谷がホームで憤死して1点止まりだった。4回にはカーショウがルイス・カンプサーノに本塁打を浴びるなど、さらに3点を取られて計7失点で降板を余儀なくされてしまう。
 

 一方のシースは5回に四球とワイルドピッチでピンチを招くが、後続を断って無失点。2死三塁の場面では、大谷を見事セカンドゴロに抑え込んだ。その後、6回2死まで来たところで降板。この時点でランナーが1人出ていたが、リリーフしたエイドリアン・モレホンが後続を抑え込んで点を与えなかった。

 ドジャースもカーショウ降板の後は、新加入のマイケル・コーペックを3番手で起用するなど小刻みな継投で抑え込むも、肝心の打線がなかなか点を取れない。一方のパドレスは7回にさらに1点を追加し、ドジャースとの点差は1対8とさらに広がる。

 8回には大谷の第4打席が回ってくるも、ここはセカンドライナー。4番手のジェイソン・アダムが投じたアウトコースのチェンジアップを巧みに引っ張ったものの、ザンダー・ボガーツの好守にはばまれてしまう。結局ドジャースは9回も得点できず、1対8でパドレスに連敗を喫した。

構成●SLUGGER編集部