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大谷翔平、自身初&DH史上初の30本塁打30盗塁達成!新加入フラハティも移籍後初登板初勝利

SLUGGER編集部

2024.08.04

29個目の盗塁にタッチアップと躍動したこの日は足で大谷。初の「30-30」まであと1つだ。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地8月3日、敵地アスレティックス戦に1番・DHでスタメン出場。3打数1安打1四球を記録するとともに、9回に今季30個目の盗塁を決め、自身初&DH史上初&今季MLB初となる30本塁打&30盗塁(30-30)を達成した。

 初回に四球で出塁した大谷は、直後に早速スティールを決めて29盗塁とリーチをかけた。その後、テオスカー・ヘルナンデスのセンターライナーの間にタッチアップを敢行して三塁まで行ったものの、後続が倒れて先取点はならなかった。

 第2打席は3回1死一塁の場面。だが、ここは相手先発ミッチ・スペンスの変化球に惑わされて空振り三振に倒れる。この直後、次打者のテオスカー・ヘルナンデスがバットを止めたにもかかわらずいい当たりが飛んで二塁打を放つ珍プレーの後、ギャビン・ラックスがしっかりしたタイムリーをレフトに運んで2点の先制に成功した。
 
 さらに5回の第3打席は、2死ランナーなしからショートへの強襲ヒット。ここで30-30達成かと思われたが、ここはヘルナンデスが初球打ちで安打を放っての二塁進塁。次のラックスが倒れてここも得点はならなかった。

 7回には先頭打者で打席が回ってくるも、ここは三振。9回先頭で回ってきた打席では見事ヒットを放つと、ヘルナンデスの2球目で見事スチール。自身初の30-30を達成した。

 なお、大谷は三盗までも決めて次の40-40に照準を移し、そのまま5点目のホームを踏んだ。なおドジャースはこの回打者一巡の猛攻で一気に6得点を奪い、大谷にも6打席目が回ってくるも最後は三振に終わった。

 ゲームはドジャースが10対0で圧勝し、連敗を3で止める最高の形に。トレード・デッドラインで加入したジャック・フラハティが移籍後初先発を果たし、無死満塁のピンチを切り抜けるなど、6回無失点で白星をつかんだ。

構成●SLUGGER編集部

【動画】大谷、30-30達成! 最後のイニングに見事決めた

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