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ド軍ベッツ、間もなく復帰!ロバーツ監督「2番・遊撃」での起用示唆 → 専門メディアは攻守での活躍に太鼓判「ドジャースの成功に貢献することになるだろう」

THE DIGEST編集部

2024.08.09

復帰間近とされるベッツ。現地メディアも大きな期待を寄せている。(C) Getty Images

復帰間近とされるベッツ。現地メディアも大きな期待を寄せている。(C) Getty Images

 いよいよこの男がロサンゼルス・ドジャースのラインナップに復帰する。左手骨折により、6月中旬より欠場となっていたムーキー・ベッツがまもなく戦列に加わると米国内で報じられている。

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 ドジャースの専門サイト『Inside The Dodgers』では、現地時間8月12日に行なわれるミルウォーキー・ブルワーズ戦での復帰の予定であると伝えた。さらに、デーブ・ロバーツ監督による今後のベッツの起用法について語ったコメントを紹介している。打順に関しては、開幕以降、ベッツが務めていた1番打者は、現在その役割を担う大谷翔平が引き続き座り、2番にベッツ、3番にフレディ・フリーマンを並べるという。

「ムーキーは素晴らしいが、ショウヘイは初球から試合の流れを変えるチャンスがある」

 1、2番の組み方の理由をロバーツ監督がそのように語ったとしている。また、同メディアは「ドジャースはこの新しい打順が、プレーオフで強力な左投手への有効な対策になると考えている」として、先を見越しての起用であると主張。さらに、「リードオフを任されてから40試合で打率.307、長打率.699というオオタニの印象的な成績も、この決断に影響している」と付け加えた。

 他にも、「6月16日に負傷する前、ベッツは72試合で打率.304、本塁打10、盗塁9を記録していた。彼の復帰は、シーズン終盤に突入するドジャースを強化するだろう」などと、打線への強力なテコ入れになるとして期待の言葉も綴っている。

 トピックでは守備面について言及しており、「チームはベッツに対して二塁手や右翼手など、さまざまな選択肢を検討している」としながらも、離脱前と同様、遊撃を守ることを有力視する。同メディアは、「ベッツは、チームが最も必要とする場所でプレーすることを約束している」と論じており、その上で、「最終的には外野に戻るかもしれないが、その決定はチーム全体のニーズと他の選手の復帰のタイミングによって決まる。当面は、遊撃手としての役割に集中し、ドジャースの成功に貢献することになるだろう」と見通している。

 球宴明けから現在まで、もうひとつ波に乗り切れず、ナ・リーグ西地区の2位以下との差が詰まってきている状況のドジャースにとって、ベッツの存在はこれ以上ない起爆剤となることは間違いない。そして、再び上位打線を組むことになる「MVPトリオ」のパフォーマンスが、チームを力強く牽引するはずだ。

構成●THE DIGEST編集部
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