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またしても歴史的偉業を達成! 大谷翔平の異次元ぶりに米記者&分析会社も感嘆「手術からリハビリ中の投手が…」

THE DIGEST編集部

2024.08.15

歴代2位の118試合で「35-35」を達成した大谷。(C) Getty Images

 偉才の快進撃が止まらない。

 現地8月14日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地ミルウォーキー・ブルワーズ戦に「1番・指名打者」としてスタメン出場し、4打数無安打、1四球、2盗塁。4試合ぶりのノーヒットに終わったが、これで自身初の「35-35」に到達している。同球団では2011年のマット・ケンプ以来、史上2人目の快挙だ。

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 この日、2回1死走者なしの第2打席でブルワーズの先発フランキー・モンタスと対峙した大谷は、フルカウントから7球目の外角カットボールを見送り、四球で出塁。続く2番ムーキー・ベッツの打席で二盗を決めると、さらに3番フレディ・フリーマンの打席でも三盗を成功させ、今季35盗塁に到達した。

 MLB公式サイトでデータ部門を担当するサラ・ラングス記者のX投稿によれば、シーズン118試合目での「35-35」達成は、1998年のアレックス・ロドリゲス氏(当時シアトル・マリナーズ)と並んでメジャー史上2番目タイの早さ。87年のエリック・デービス氏(当時シンシナティ・レッズ)が115試合で歴代最速だという。

 さらにドジャース専門サイト『Dodger Insider』は、「過去9シーズンで35盗塁を記録した同球団の選手はいない」とXに投稿。米データ分析会社『Codify Baseball』は、「トミー・ジョン手術からリハビリ中の投手が1シーズンで37本塁打、34盗塁を記録していることを想像してみてほしい」と感嘆していた。

 なおこの試合は、ドジャースが4対5で惜敗。チームの連勝は「5」でストップしている。

構成●THE DIGEST編集部

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