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ドジャースはおよそ40%の確率で“地区優勝を逃す”とデータ分析サイトが算出...終盤戦のカギは格下チームとの対戦か

THE DIGEST編集部

2024.08.17

8月は打率.161と不調の大谷(右)。(C) Getty Images

 MLBシーズンも終盤に差し掛かった現地8月15日、シーズン前半にナ・リーグ西地区首位を独走していたロサンゼルス・ドジャースの地区優勝確率が今季最低を更新した。

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 米データサイト「fanglaphs」によると、現地8月15日時点のドジャースの地区優勝確率は61.6%。それまでの最低は同4月20日時点の66.3%でこの時は直近9試合で2勝7敗という不調ぶりだった。その後5月に入りしばらくすると90%を超え同6月8日には最高の95.8%となった。

 その後もムーキー・ベッツや山本由伸など主力の怪我に見舞われながらも球宴明けには5連勝を記録し地区優勝確率も90%以上を維持し続けていたが、同地区2位のサンディエゴ・パドレスに痛恨の連敗を喫するなど7月終盤から数字が急速に悪化した。パドレスは8月に入り13試合で11勝で優勝確率は今季最高の22.5%、同じく同地区のアリゾナ・ダイヤモンドバックスも14試合で12勝で今季最高の15.9%と猛追し同16日には両チームとドジャースとのゲーム差は2まで接近した。

 データ分析サイト「Tankathon」によれば、ドジャースは残りの日程が11番目に易しく(強豪との試合が少なく下位チームとの対戦が多い)ダイヤモンドバックスは23番目、パドレスは5番目となっている。同8月30日からはダイヤモンドバックスと敵地での4連戦、同9月25日からはパドレスと本拠地での3連戦が予定されており、地区優勝を果たしプレーオフを有利に進めるためにはこれらのカードを勝ち越すことはもちろん、対戦スケジュールを考えると格下チームの試合を確実に勝ち切ることが重要となってくる。

構成●THE DIGEST編集部

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