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ド軍GMが大谷翔平の今季マウンド復帰を否定も... 専門メディアは「LAのスターにはもっと重要な仕事がある」と指摘!

THE DIGEST編集部

2024.08.21

今季中の二刀流復活を期待する声も上がったが、ドジャースGMはそうした噂を否定した。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地時間8月19日、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、第1打席でレフト前ヒットを放ち3試合連続安打をマークした。試合はドジャースが3対0で勝利し、大谷は3打数1安打1四球だった。

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 前日のカージナルス戦に続き、連勝を飾ったドジャース。負傷者が相次ぎ、また打線の軸である大谷の不振が囁かれながらも、チームは白星を重ね、地区首位の座を守り続けている状況だ。

 プレーオフを目指す戦いが熾烈さを増してきており、間もなくシーズン終盤戦に差し掛かろうとする中、チームを牽引する「日本人スター」の投手復帰に関する話題が米国内で伝えられている。ドジャース専門サイト『Dodgers Nation』では、球団GMのブランドン・ゴメス氏が今季終盤戦での大谷の公式戦登板について言及し、「あり得ない」と否定したと報じている。

 同メディアは、今年3月から行なっている投球プログラムでのリハビリが順調に進んでいるとしながらも、このゴメスGMの発言を受け、「ドジャースのファンはオオタニがロサンゼルスで投げるのを見たいと願っているが、今年は不可能だ」と断言。またその上で、「とはいえ、ドジャースの強打者は負傷にもかかわらず打撃は可能だ。そして、それが今年、ロサンゼルスの指名打者としての彼の役割だった」と綴っている。

 また、「ドジャースでの最初のシーズンにオオタニがマウンドに立つ姿を見るのは素晴らしいことだっただろうが、ロサンゼルスのスターには2024年にもっと重要な仕事がある」と主張するとともに、「ナショナルリーグ西地区でのドジャースのリードは縮小しており、ロサンゼルスはもうひとりの投手を必要としているが、チームに最も必要なのはオオタニのバットだ」と論じている。

 同メディアは、大谷の打撃が一時の勢いが落ちているとして、「状況を考えると、ドジャースはリードオフヒッターが早く調子を取り戻す必要がある」と見込むとともに、「ロサンゼルス打線は、最も重要な時に調子を落とすことで悪名高いが2024年はそのシナリオを打ち破るチャンスがある」と指摘。加えて、「ロサンゼルスのスターはドジャースのユニホームを着て歴史を作り続けているが、最も重要なのは終盤のパフォーマンスだ。今こそ、オオタニの7億ドルのバットが勝負どころで実を結ぶ時だ」として、今後の活躍への見解を示している。

 当初の予定通り、大谷の「二刀流」復活は2025年シーズンとなるものの、打撃面における貢献度、そして主軸としての期待値が誰よりも高いことも間違いないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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