ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地８月30日、敵地でのダイヤモンドバックス戦に１番・ＤＨでスタメン出場。43本目のホームランと43個目の盗塁を決め、史上初の43－43を達成した。

　初回にいきなり二塁打で先制機を作り、その後フレディ・フリーマンの２ランで生還した大谷は、２打席目に死球を受けて痛そうな表情を見せるも大事なし。その後今季43個目
の盗塁を決めて、「43－43」まであと１本塁打に迫る。
 
　その後２打席は空振り三振したものの、８回の第５打席についに一発が出た。２ストライクから真ん中へのボールをぶっ叩くと、打球は悠々と舞い上がり、鮮やかな放物線を描いてレフトスタンドへドスン。史上初の43－43を一挙に達成してしまった。

　大谷の一発でドジャースは10対５とダイヤモンドバックスを突き放し、９回裏に４点を返されるも10対９で勝利。３連戦初戦をまずは白星で飾って地区首位争いにはずみをつけた。ダイヤモンドバックスは10月のプレーオフでも対戦する可能性がある相手だけに、大谷の快挙達成＆快勝はかなり大きいと言えるだろう。

構成●SLUGGER編集部

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