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「馬鹿げた数字だ」勢い止まらぬ大谷翔平の快進撃にデータ分析会社も驚嘆「直近78試合で30本塁打30盗塁」「同一試合で月6度の本塁打&盗塁マーク」

THE DIGEST編集部

2024.08.31

大谷(右)はMLB史上初の「43-43」を達成した。(C) Getty Images

 快進撃が止まらない。

 現地8月30日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、2試合ぶりの43号ソロを含む4打数2安打1打点、1盗塁1死球をマーク。1998年にアレックス・ロドリゲス(当時シアトル・マリナーズ)がマークした「42-46」を抜く史上初となる「43-43」を達成した。

 2回に死球で出塁すると、すかさず二盗を決め、「43-43」に王手をかけた大谷。8回の第5打席では、2ストライクと追い込まれながらも右腕ポール・セワルドの3球目を振り抜き、これが打球速度99マイル(約159.3キロ)、飛距離380フィート(約116メートル)を計測する左翼席への一発となった。ちなみにチェイス・フィールドでは、自身初アーチ。日本選手最多のメジャー29球場目となった。
 
 止まらない偉才のハイパフォーマンスには、SNS上でも反響の声が多く上がっている。なかでも英データ分析会社『OptaSTATS』は、試合後に公式X(旧ツイッター)を更新。「ドジャースのショウヘイ・オオタニが今月、6つの同一試合で本塁打&盗塁をマークした。これはメジャー史上最も多い数字だ」と快挙達成を伝えている。

 さらに、MLBのあらゆるスタッツを取り扱う米データ分析会社『Codify Baseball』は、「ショウヘイ・オオタニが史上初、43-43クラブのメンバー入り。なんということだ」と興奮気味に反応したうえで、「過去78試合では、30本塁打、30盗塁を記録している」とも記述。「これはまったく馬鹿げた数字だ」と続けており、スーパースターの活躍ぶりに驚きを隠せない様子だ。

 またこの日は、10対9の勝利に貢献している大谷。残り27試合だが、はたしてどこまで数字を伸ばすのか。興味は尽きない。

構成●THE DIGEST編集部

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