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「他に何と言ったらいいのか…」前人未到『50-50』を視野! 勢い増す大谷翔平にド軍指揮官は畏敬の念「これ以上、最上級の言葉はないよ」

THE DIGEST編集部

2024.08.31

メジャー初の「43-43」を達成した大谷。その衝撃は米国内で、いまだ反響は止まない。(C) Getty Images

 米球界に、またも日本人スターが金字塔を刻んだ。

 現地8月30日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が敵地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場した。2回に今シーズン43個目の盗塁を決めると、8回には43号ソロホームランを放ち、ついにメジャー史上初の「43本塁打-43盗塁」を決める快挙を達成。試合はドジャースが10対9で勝利を収めた。

「43-43」にリーチをかけた大谷は4点リードで迎えた8回、2死走者なしの場面で相手4番手の3球目ストレートを振り抜くと、打球は逆方向のレフトスタンドに吸い込まれ、大きな追加点を挙げた。この瞬間をドジャース公式X(旧ツイッター)はまず、「MAKING HISTORY(歴史を作る)」と書き出し、「史上初の43-43シーズンはショウヘイ・オオタニのものだ!」と興奮気味に綴った。

 さらに、MLB公式サイト『MLB.com』のマイケル・レイノルズ氏は「この試合で、スーパースターは43個目の盗塁と43本目のホームランを放ち、43-43を達成した史上初の選手となった。1998年にシアトル・マリナーズで42本塁打&46盗塁を記録したアレックス・ロドリゲスを超えたのだ」と、こちらも手放しで称えた。
 
 試合後、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「信じられない」と驚嘆しながら、「他に何と言ったらいいのか分からない。ショウヘイについて、これ以上の最上級の言葉はないよ」と、そのパフォーマンスに脱帽。称賛の言葉は止まなかった。さらに、歴史的なシーズンを送る偉才のポテンシャルについて「本当に彼は信じられない」と付け足し、畏敬の念すら抱いた。

 MLB記者のレイノルズ氏は「オオタニは、2021年にアメリカン・リーグでMVPを獲得した際に記録したキャリアハイの46本塁打まで、あと3本に迫っている。彼のこれまでの最多盗塁は26で、このシーズンに記録したものだ。まだ27試合も残っている。彼はMLB史上初の『50-50』シーズンを迎えることになるのかもしれない」と、大台到達に期待を寄せて記事を締めくくった。

構成●THE DIGEST編集部

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