シーズンを通し、投手の故障者が相次いでいるロサンゼルス・ドジャース。終盤戦を迎え、手薄な先発陣がまたしてもアクシデントに見舞われた。現地時間8月31日、クレイトン・カーショウが左足親指の骨棘により負傷者リスト(IL)に入ったことを球団が発表した。
【動画】カーショウの奪三振ショーをチェック! カーショウは前日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発したものの、1回0/3、わずか27球で降板していた。昨オフに左肩を手術し、今季7月下旬に復帰を果たしていたカーショウはこのダイヤモンドバックス戦まで7度先発し、2勝2敗という成績を残している。ナ・リーグ西地区の優勝争いや、プレーオフでの登板にも期待が寄せられていたベテランの離脱がドジャースにとって痛手であることは言うまでもない。
戦列を離れている山本由伸やタイラー・グラスノーも復帰までまだ時間を要することが伝えられる中、カーショウの離脱をきっかけに、先発陣のみならずピッチングスタッフ全体に大きな影響を及ぼす可能性があると、米メディアが報じている。
メジャーの情報を発信する『MLB Trade Rumors』は現地時間8月31日、「カーショウをILで失うことは、怪我に苦しむロサンゼルスのローテーションにまた新たな打撃を与えることになる」などと見通している。
その上で、ダイヤモンドバックス戦でカーショウの緊急降板により、7人のリリーフ投手を起用した試合展開がチームにとって想定外だったと説明しながら、「デーブ・ロバーツ監督はブルペンにフレッシュな腕を加えるために、いくつかのロースター移動を行う可能性が非常に高いと述べた」と指揮官の意向を紹介。だが、その上で同メディアは「しかし、リリーフ陣の層を厚くするだけでは、ポストシーズンが近づくにつれ、先発陣に疑問の残るドジャースにはあまり助けにならないかもしれない」と指摘する。
また、「ナショナルリーグ西地区で大きなリードを保っているため、ドジャースがプレーオフを逃すことは考えにくい。しかし、健康な先発投手が不足することで、強力なレギュラーシーズンが台無しになる可能性がある」などとこの先の戦いへの不安を募らせている。
ドジャースでは他にも、カーショウと同じタイミングで、リリーフのジョー・ケリーも肩の炎症によりILに入っている。世界一を目指すチームにとって最も重要となる時期を迎えるなか、首脳陣はピッチングスタッフの立て直しをどのように図っていくのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】2戦連発44号先頭打者アーチで「45-45」射程圏内! 大谷翔平の"進化"に米記者は驚嘆「52本塁打、51盗塁のペースだ!」
【動画】カーショウの奪三振ショーをチェック! カーショウは前日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発したものの、1回0/3、わずか27球で降板していた。昨オフに左肩を手術し、今季7月下旬に復帰を果たしていたカーショウはこのダイヤモンドバックス戦まで7度先発し、2勝2敗という成績を残している。ナ・リーグ西地区の優勝争いや、プレーオフでの登板にも期待が寄せられていたベテランの離脱がドジャースにとって痛手であることは言うまでもない。
戦列を離れている山本由伸やタイラー・グラスノーも復帰までまだ時間を要することが伝えられる中、カーショウの離脱をきっかけに、先発陣のみならずピッチングスタッフ全体に大きな影響を及ぼす可能性があると、米メディアが報じている。
メジャーの情報を発信する『MLB Trade Rumors』は現地時間8月31日、「カーショウをILで失うことは、怪我に苦しむロサンゼルスのローテーションにまた新たな打撃を与えることになる」などと見通している。
その上で、ダイヤモンドバックス戦でカーショウの緊急降板により、7人のリリーフ投手を起用した試合展開がチームにとって想定外だったと説明しながら、「デーブ・ロバーツ監督はブルペンにフレッシュな腕を加えるために、いくつかのロースター移動を行う可能性が非常に高いと述べた」と指揮官の意向を紹介。だが、その上で同メディアは「しかし、リリーフ陣の層を厚くするだけでは、ポストシーズンが近づくにつれ、先発陣に疑問の残るドジャースにはあまり助けにならないかもしれない」と指摘する。
また、「ナショナルリーグ西地区で大きなリードを保っているため、ドジャースがプレーオフを逃すことは考えにくい。しかし、健康な先発投手が不足することで、強力なレギュラーシーズンが台無しになる可能性がある」などとこの先の戦いへの不安を募らせている。
ドジャースでは他にも、カーショウと同じタイミングで、リリーフのジョー・ケリーも肩の炎症によりILに入っている。世界一を目指すチームにとって最も重要となる時期を迎えるなか、首脳陣はピッチングスタッフの立て直しをどのように図っていくのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】2戦連発44号先頭打者アーチで「45-45」射程圏内! 大谷翔平の"進化"に米記者は驚嘆「52本塁打、51盗塁のペースだ!」
関連記事
- 「最悪のタイミングだ」ド軍カーショウとケリーが負傷者リスト入り、グラスノーや山本由伸の復帰は少なくとも数週間後…「健康を維持する必要がある」と米誌
- 先発プランは混乱…ドジャース、PS苦戦は免れない!? IL入りグラスノーの最短復帰叶わず「徐々にホラーストーリーへと発展しつつある」と米報道
- 「すでに球界トップクラスの投手」11勝目をマークした今永昇太を米老舗メディアも絶賛!「エリートレベルでプレーする時間は十分に残されている」
- 2戦連発44号先頭打者アーチで「45-45」射程圏内! 大谷翔平の”進化”に米記者は驚嘆「52本塁打、51盗塁のペースだ!」
- 大谷翔平の顔写真で埋め尽くされる... 米データ会社が公開したドジャースの打球速度ランキングが話題! 44-43は「完全に不条理だ」