ロサンゼルス・ドジャースはこの夏、新たに戦力に加わった右腕がシーズン終盤戦を戦う先発ローテーションの柱となっている。トレード期限の7月30日、デトロイト・タイガースから加入したジャック・フラハティだ。
【動画】大谷翔平の長打を阻んだカブス外野手の美技&9回裏には”ホームランキャッチ”も!
移籍後最初の先発となった8月3日のオークランド・アスレチックス戦で早速、白星を挙げると、ドジャースの一員として現在まで5勝をマーク。タイガース在籍時と合わせシーズン通算12勝を記録しており、現在のドジャース先発陣でもっとも高い安定感を誇っている。
開幕からスターターが次々と故障により戦列を離れたドジャースにおいて、まさに救世主と言える存在のフラハティ。すでにポストシーズンでの活躍も見込まれる背番号0のパフォーマンスには、マウンドごとに高い評価が送られている。
米メディア『The Detroit News』では9月10日、フラハティの特集記事を配信。その中では、シーズン12勝目を挙げた前回登板、クリーブランド・ガーディアンズ戦の登板などを振り返っている。
大谷翔平の特大46号本塁打などでドジャースが4対0で勝利を収めたこの試合、先発したフラハティについて、「日曜日、フラハティはクリーブランド・ガーディアンズ相手に無失点の7回1/3を投げて、ドジャースの現在のトップ先発投手として、さらに自分の地位を固めた」と評しており、「この28歳の投手は、8月3日のドジャース・デビュー以来初の無失点投球を達成した」などと称えている。
さらに、この日の登板が今季最長だったことなども紹介するとともに、「シーズン通算防御率を2.86に、ドジャースでの防御率を2.61と極端に下げた。彼は現在、チームでの7先発で5勝1敗である」とスタッツを並べ、チームへの貢献度を強調している。
また同メディアは、右腕のドジャース加入までの経緯を辿り、「トレード期限当日、シカゴ・ホワイトソックスとのギャレット・クローシェイの交渉が頓挫した後、ゼネラルマネージャーのブランドン・ゴームズは、期限の最後の瞬間までデトロイト・タイガースと電話でやり取りをしており、まさにギリギリでパッケージ(移籍)が確定した」と回想。その上で、「そして、もしフラハティを期限までに獲得できていなければ、ドジャースは先発陣が危険な状態のまま、10月を迎える可能性が高かったかもしれない」と振り返っている。
秋の戦いに向けても、ローテーションの軸となることが確実視されているフラハティ。今季、終盤戦のドジャースを支え、極めて高い存在感を放ち続けているプレーヤーのひとりと言えるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ガーディアンズ戦でのフラハティの好投をチェック
【動画】大谷翔平の長打を阻んだカブス外野手の美技&9回裏には”ホームランキャッチ”も!
移籍後最初の先発となった8月3日のオークランド・アスレチックス戦で早速、白星を挙げると、ドジャースの一員として現在まで5勝をマーク。タイガース在籍時と合わせシーズン通算12勝を記録しており、現在のドジャース先発陣でもっとも高い安定感を誇っている。
開幕からスターターが次々と故障により戦列を離れたドジャースにおいて、まさに救世主と言える存在のフラハティ。すでにポストシーズンでの活躍も見込まれる背番号0のパフォーマンスには、マウンドごとに高い評価が送られている。
米メディア『The Detroit News』では9月10日、フラハティの特集記事を配信。その中では、シーズン12勝目を挙げた前回登板、クリーブランド・ガーディアンズ戦の登板などを振り返っている。
大谷翔平の特大46号本塁打などでドジャースが4対0で勝利を収めたこの試合、先発したフラハティについて、「日曜日、フラハティはクリーブランド・ガーディアンズ相手に無失点の7回1/3を投げて、ドジャースの現在のトップ先発投手として、さらに自分の地位を固めた」と評しており、「この28歳の投手は、8月3日のドジャース・デビュー以来初の無失点投球を達成した」などと称えている。
さらに、この日の登板が今季最長だったことなども紹介するとともに、「シーズン通算防御率を2.86に、ドジャースでの防御率を2.61と極端に下げた。彼は現在、チームでの7先発で5勝1敗である」とスタッツを並べ、チームへの貢献度を強調している。
また同メディアは、右腕のドジャース加入までの経緯を辿り、「トレード期限当日、シカゴ・ホワイトソックスとのギャレット・クローシェイの交渉が頓挫した後、ゼネラルマネージャーのブランドン・ゴームズは、期限の最後の瞬間までデトロイト・タイガースと電話でやり取りをしており、まさにギリギリでパッケージ(移籍)が確定した」と回想。その上で、「そして、もしフラハティを期限までに獲得できていなければ、ドジャースは先発陣が危険な状態のまま、10月を迎える可能性が高かったかもしれない」と振り返っている。
秋の戦いに向けても、ローテーションの軸となることが確実視されているフラハティ。今季、終盤戦のドジャースを支え、極めて高い存在感を放ち続けているプレーヤーのひとりと言えるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ガーディアンズ戦でのフラハティの好投をチェック
関連記事
- 「日本人はみな上品だね」大谷翔平と今永昇太の敬意を込めたやり取りに米感動「偉大さは偉大さを認める」
- 鮮やかな復活を遂げたフラハティと“未完の豪腕”コーペック――ドジャースが途中補強で獲得した2投手の「素顔」<SLUGGER>
- 「今永キラー爆誕!」今季本塁打0の4番エドマン、2打席連続アーチにファン驚愕「WBC韓国戦で打たれなくて良かった」
- カブスのドジャース撃破は“PCAの窃盗行為”が決め手「走っているのを見て信じた」「マジックテープがついているみたい」今永昇太、鈴木誠也も大絶賛
- 「帰って来てくれ!」メキシコ王者に輝いた元サイ・ヤング右腕バウアー、10勝無敗、防御率2.41の好成績にNPB復帰待望論も「日本で見たかった」「引退したら悲しい」