不安が浮き彫りになる完敗だ。
現地9月14日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でアトランタ・ブレーブスと対戦し、1対10の大敗を喫し2連敗。直近5試合で4敗目となった。「1番・指名打者(DH)」でスタメン出場した大谷翔平は四球、見逃し三振、投ゴロの2打数ノーヒットで7回にDHが解除されて途中交代となった。
大谷は「47本塁打-48盗塁」から前人未到の「50-50」へ前進したいところだったが、2試合連続で安打・盗塁がなく足踏みとなった。チームも先発のジャック・フラーティが3回までに4四球と制球が乱れ、5安打4失点でKOされた。
一方の打線も、今季のサイ・ヤング賞候補のクリス・セールを攻略できず、あっさり17勝目を献上。投打で精彩を欠き、試合の大勢が決まった7回からはミゲル・ロハス、8回はキケ・ヘルナンデスと野手がマウンドに上がる屈辱の展開となった。
いい所なく二桁失点で敗れたドジャースに地元メディアからは厳しい声が上がっている。ドジャース専門メディア『Dodger Blue』は「ドジャースは何もかもがうまくいかず、ブレーブスに大敗した」と、リーグ西地区で首位を走るチームとは思えない体たらくだと酷評した。
なかでも先発陣に故障者が続出していることに頭を悩ませており、「ドジャースの先発投手にとって、ブレーブス戦でも調子が上がらなかった日がまたひとつ増えてしまった。ランドン・ナックが13日に最悪の投球を見せた後、フラハーティも同じような最悪のピッチングだった」と、序盤で降板したフラハーティを名指しで批判。その後も中継ぎ陣が相手の強力打線を止められず、状況は悪化の一途をたどった。
この日の試合前には、さらなる悲報がチームを襲った。今季9勝のエース右腕タイラー・グラスノーが右肘痛のため今季中の復帰が絶望的になったことが発覚した。さらにチーム最多11勝のギャビン・ストーン(右肩炎症)、3度のサイ・ヤング賞左腕クレイトン・カーショウ(左足親指炎症)も負傷者リスト入りして復帰のメドが立っておらず、先発陣はまさに火の車。レギュラーシーズンも終盤のなか、投手陣が大きく不安視されている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】大谷翔平と対面した米スター俳優が"神対応"を受けたと告白「そんなことしてくれるスーパースターを他に1人でも挙げてみてくれ」
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大谷は「47本塁打-48盗塁」から前人未到の「50-50」へ前進したいところだったが、2試合連続で安打・盗塁がなく足踏みとなった。チームも先発のジャック・フラーティが3回までに4四球と制球が乱れ、5安打4失点でKOされた。
一方の打線も、今季のサイ・ヤング賞候補のクリス・セールを攻略できず、あっさり17勝目を献上。投打で精彩を欠き、試合の大勢が決まった7回からはミゲル・ロハス、8回はキケ・ヘルナンデスと野手がマウンドに上がる屈辱の展開となった。
いい所なく二桁失点で敗れたドジャースに地元メディアからは厳しい声が上がっている。ドジャース専門メディア『Dodger Blue』は「ドジャースは何もかもがうまくいかず、ブレーブスに大敗した」と、リーグ西地区で首位を走るチームとは思えない体たらくだと酷評した。
なかでも先発陣に故障者が続出していることに頭を悩ませており、「ドジャースの先発投手にとって、ブレーブス戦でも調子が上がらなかった日がまたひとつ増えてしまった。ランドン・ナックが13日に最悪の投球を見せた後、フラハーティも同じような最悪のピッチングだった」と、序盤で降板したフラハーティを名指しで批判。その後も中継ぎ陣が相手の強力打線を止められず、状況は悪化の一途をたどった。
この日の試合前には、さらなる悲報がチームを襲った。今季9勝のエース右腕タイラー・グラスノーが右肘痛のため今季中の復帰が絶望的になったことが発覚した。さらにチーム最多11勝のギャビン・ストーン(右肩炎症)、3度のサイ・ヤング賞左腕クレイトン・カーショウ(左足親指炎症)も負傷者リスト入りして復帰のメドが立っておらず、先発陣はまさに火の車。レギュラーシーズンも終盤のなか、投手陣が大きく不安視されている。
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