専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

大谷翔平の「48-48」達成に地元記者は喝采!”5試合ぶり”48号アーチにもん絶「彼にとっては長かった」

THE DIGEST編集部

2024.09.18

大谷は特大の48号アーチを放ち、「48-48」を達成。スタンド確信の表情で打球の行方を見守った。(C) Getty Images

大谷は特大の48号アーチを放ち、「48-48」を達成。スタンド確信の表情で打球の行方を見守った。(C) Getty Images

 5試合ぶりの特大アーチに興奮が隠せない。

 現地9月17日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は敵地でのマイアミ・マーリンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4点ビハインドの3回に48号2ランホームランを放った。これで「48本塁打-48盗塁」を達成するとともに通算219号とし、韓国のチュ・シンスを抜きアジア勢の最多本塁打記録を更新。さらに球団シーズン本塁打数でも歴代2位タイにつけた。

 まさに衝撃の一発だった。3回1死一塁で迎えた第2打席、大谷は先発右腕ダレン・マコーガンの甘く入ったスライダーを見逃さず強振すると、ぐんぐん伸びた打球はライトスタンド2階席にまで運んだ。打球速度105.3マイル(約169.5キロ)、飛距離402フィート(約123メートル)の豪快弾に観客は総立ち。自身も手応え十分と言わんばかりに、打球の行方をしばらく”仁王立ち”で見守った。
 
 豪快な48号アーチに米記者らもすぐに速報を打った。米カリフォルニア州の地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス氏は「ショウヘイ・オオタニが右翼2階席へのホームランで(彼にとっては長い)4試合連続ホームランなしの期間に終止符を打った。彼は48-48だ」とXに投稿。待望の一発を喜んだ。

 同紙のドジャース番記者であり、MLB公式サイト『MLB.com』にも記事を寄稿するマイク・ディジョバンナ氏は「ショウヘイ・オオタニは現在、通算48本塁打でエイドリアン・ベルトレ(2004年)と並ぶドジャース歴代2位となった。次は、2001年に球団のシーズン本塁打記録である49本を樹立したショーン・グリーンだ」と報告し、あと1本に迫った球団記録の突破は「もはや秒読みだ」と伝えた。

 会心の一発をぶち込み、今季110打点目をマークした大谷はウィリー・アダメズ(ミルウォーキー・ブルワーズ)を抜き、打点リーグトップに返り咲いた。ホームランは2位に10本差をつけ、タイトルはほぼ確実なだけに打撃2冠獲りに向け、スーパースターはどこまで記録を伸ばすことができるのか。その行方に要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「あと6試合で本塁打が出なければ」大谷翔平の50-50ペースが潰える? 米メディア「残り12試合でかろうじて…」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号