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なぜ大谷翔平は今季”盗塁数”が大幅に増加したのか。史上初「51-51」達成を侍J前監督が推察「投手の動きを徹底的に研究してる」

THE DIGEST編集部

2024.09.21

大谷は2盗塁を決め、今季51盗塁に伸ばした。(C) Getty Images

大谷は2盗塁を決め、今季51盗塁に伸ばした。(C) Getty Images

 日本が世界に誇るスーパースターの”盗塁技術”が、にわかに注目を集めている。

 現地9月19日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が敵地でのマイアミ・マーリンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。自身初となる3打席連続ホームランを含む6安打10打点2盗塁の大暴れで、メジャー史上初の「50本塁打-50盗塁」から一気に「51-51」を達成した。チームも20対4で大勝を収め、12年連続プレーオフ進出を決めた。

 米球界にとって歴史に残るド派手な1日となった。3打数3安打で迎えた大谷は6回1死二塁の第4打席、打った瞬間にホームランと分かる打球速度111.2マイル(約179キロ)、飛距離438フィート(約133.5メートル)の特大49号を右中間スタンドの2階席にまで運んだ。さらに9点リードした7回2死三塁の第5打席では、4番手右腕マイケル・ボウマンが投じた外角低めのナックルカーブを流し打ち、レフトスタンドに着弾。今季50号に乗せ、ついにMLB初の「50-50」を達成した。
 
 だが、大谷劇場のクライマックスは9回表だった。2死一、二塁の第6打席、大谷は高めの緩いボールを振り抜くと、再び豪快な本塁打を右翼席にぶち込んだ。圧巻の3打席連続アーチに敵地ファンは総立ち。悠々とダイヤモンドを一周する背番号17に割れんばかりの大歓声が送られた。
 
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