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大谷翔平が「52-53」達成で目前に迫る”112年ぶりの快挙”。衝撃の大差「14」に米記者は絶句

THE DIGEST編集部

2024.09.22

大谷は「52-53」にまで記録を伸ばし、ある快記録の達成が目前に迫っている。(C) Getty Images

 112年ぶりの快挙がもう目前だ。

 現地9月21日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は本拠地でのコロラド・ロッキーズ戦に1番・指名打者で先発出場し、自らの記録を「52本塁打-53盗塁」に更新した。

 試合は3対6で敗れたが、9回には中前打を放って連続試合安打を5に伸ばした大谷。しかも、3番フレディ・フリーマンの打席で今季53個目の盗塁を決め、イチロー(シアトル・マリナーズ)が持つ日本人最多盗塁記録まで、残り3つと射程圏内に捉えた。
 
 卓越したスピードとメジャー屈指のパワーで記録を塗り替え続ける日本人スターには、日米から連日熱い視線が注がれている。

 そのなかで、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は試合後に自身のXを更新。大谷が現在ナ・リーグの本塁打ランキングでトップを独走し、盗塁数もリーグ2位につけている事実を記したうえで、「1900年以降、1シーズンにおいてホームランでリーグ1位となり、40盗塁以上を記録した選手」として4人のレジェンドを紹介。大谷がホームランキングに輝けば、112年ぶり史上5人目の快挙だとレポートしている。

□1903年 ジミー・シェッカード(9本塁打-67盗塁)
□1909年 タイ・カッブ(9本塁打-78盗塁)
□1912年 レッド・マレー(7本塁打-49盗塁)
□1912年 トリス・スピーカー(10本塁打-52盗塁)

 大谷は現在52本塁打で、リーグ2位のマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に14本もの差をつけ、史上初めてリーグをまたいでの2年連続2度目の本塁打王が確実な状況だ。ちなみにリーグ盗塁王は現在エリー・デラクルーズ(シンシナティ・レッズ)の65盗塁。残り7試合で盗塁のタイトルは厳しい状況だが、大谷はどこまで迫れるのか。こちらも興味が尽きない。

構成●THE DIGEST編集部

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