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大谷翔平の「60-60」到達は実現可能と米メディア主張「7本塁打、5盗塁を残り6試合で記録しても驚きではない」

THE DIGEST編集部

2024.09.25

さらなる大台到達へ、大谷に期待する声が上がっている。(C) Getty Images

 さらなる偉業への期待も膨らみ続けている。

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地時間9月22日(日本時間23日)に本拠地で行なわれたコロラド・ロッキーズ戦で逆転勝利に貢献する今季53号本塁打を放った。そして、このゲームを終え、大谷は本塁打・盗塁数を「53-55」にまで伸ばしている。

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 最終回に飛び出した大谷の同点アーチに続き、ムーキー・ベッツのサヨナラ本塁打が飛び出すという劇的な勝利を飾ったこの日、大谷は2つの盗塁も成功させるなど、その記録更新の勢いは衰えをみせない。そのため、レギュラーシーズンのゲームは残りわずかとなりながらも米国内ではさらなる「大台」到達を見通す声も伝えられている。

 米メディア『EMPIRE SPORTS MEDIA』では9月23日、ロッキーズ戦での大谷のパフォーマンスを取り上げており、「2度のア・リーグMVPに輝いたショウヘイ・オオタニにとっては、この試合でまたホームランを打ち、2盗塁を記録するという、"いつも通りの一日"を過ごした」と振り返っている。

 さらに同メディアは、「ドジャースのスーパースター、オオタニが試合ごとに圧倒的な強さを見せるのは、決して珍しいことではないようだ。今年のナショナルリーグMVPの最有力候補である彼が、残りわずか数試合で勢いを緩めるだろうと誰かが考えていたとしたら、それは大きな間違いだった」として、シーズン終盤まで続く活躍ぶりを強調する。

 その上で、「彼は日曜日にさらにホームランを打ち、『60-60』クラブに近づいたのだ。現在、彼は53本のホームランと55個の盗塁を記録している」と記すとともに、「その偉業は不可能ではない」と主張。「60-60」という大記録への可能性について言及し、「野球界も、彼が7本のホームランと5つの盗塁を残り6試合で記録しても、驚くことはないだろう。彼はそれほどまでに素晴らしいシーズンを送っているのだ」と論じている。

 また、この先での戦いについても、「オオタニのプレーがチームに与える影響を考えると、ドジャースはこの世界的なスーパースターにポストシーズンでもチームを牽引してくれることを期待している」などと持論を展開している。

 最終盤でも神がかり的なプレーでファンを沸かせ続ける大谷の記録はどこまで伸びるのか。人々の記憶に残る印象深いシーズン、主役である「日本人スター」が最後まで未踏の領域を突き進んで行く。

構成●THE DIGEST編集部
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