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「この世のものではない!」大谷翔平が54号3ラン&57盗塁! 止まらぬ勢いにド軍記者は敬服「驚異的な記録だ」

THE DIGEST編集部

2024.09.28

大谷は6回に57号アーチを放った。(C)Getty Images

大谷は6回に57号アーチを放った。(C)Getty Images

 この男の勢いが止まらない。

 現地9月27日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が敵地でのコロラド・ロッキーズ戦に1番・指名打者で先発出場し、4試合ぶりの54号3ランホームランを放った。さらに2回に57盗塁を決めて、イチローの持つ日本人選手のシーズン最多56盗塁の記録を更新。自身のメジャー記録を「54本塁打-57盗塁」にまで伸ばした。

 前日には3年連続の地区優勝を果たしたドジャース。翌日の一戦で、大谷が快音を轟かせた。

 4点リードの6回無死二、三塁の第4打席で大谷は高めのボールを強振。打った瞬間にそれと分かる右越え弾は打球速度103.4マイル(約166.4キロ)、飛距離436フィート(約132.9メートル)を計測した。豪快な弾道に敵地は騒然とするが、すぐにスーパースターに喝采を送った。これで58本塁打で両リーグトップを走るアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)に4本差に迫り、打点は130にまで到達した。
 
 54号アーチにドジャース番記者も興奮を隠せない。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス氏は自身のXに「ショウヘイ・オオタニはこの世のものではない。54本のホームラン、57盗塁...これはまさに驚異的な記録だ」と投稿。凄まじいパフォーマンスをみせる大谷に感服している。

 大谷は地区優勝を懸けたパドレスとの天王山3連戦では、ここぞの勝負強さで2戦連続決勝タイムリーを打ち、チームを歓喜のシャンパンファイトに導いた。8回には左二塁打を放ち、この試合4安打と大爆発して打率は.309に上昇。マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)を抜き打率2位に浮上している。

 標高が高く、「打者天国」と称されるクアーズ・フィールドなら、まだまだ記録が伸びそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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