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「ここ数年で最も充実しているラインナップ」“ワールドシリーズ制覇”予想オッズでドジャースが1位に、一方で「ヤマモトに重すぎる責任がかかる」と懸念も

THE DIGEST編集部

2024.10.01

初のポストシーズンに臨む大谷(左)と苦しい状況の先発陣の中で活躍が求められている山本(右)。(C)Getty Images

 米大手スポーツメディア『FOX Sports』は現地9月30日、MLBのワールドシリーズ制覇のオッズを紹介。ナ・リーグMVP最有力候補の大谷翔平擁するロサンゼルス・ドジャースの1番人気を報じつつ、4年ぶりの世界一が実現する理由、実現しない理由を挙げた。

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 米大手ブックメーカー『FanDuel Sportsbook』のオッズを引用した同メディアは、ポストシーズンに進む各チームの評価を行なった。全体1位はドジャースの「+350」(100ドルかけた場合450ドルになる)。フィラデルフィア・フィリーズが「+360」が僅差で2位につけている状況。ア・リーグトップはニューヨーク・ヤンキースの「+450」となっている。

 また、同メディアはドジャースがチャンピオンになれる理由について「球界最高の成績でナ・リーグの第1シード。彼らには大谷翔平、ムーキー・ベッツ、(足首の怪我から復帰できるとして)フレディ・フリーマンがいる。このトリオに加え、テオスカー・ヘルナンデス、ウィル・スミス、マックス・マンシーに代表される有能な選手らが後ろに控えており、途中加入のジャック・フラハティ、マイケル・コーペック、トミー・エドマンは、チームが求めるものを得るのに十分かもしれない」とし「ここ数年で最も充実しているラインナップ」と評した。

 一方でチャンピオンを獲得できない理由として、負傷離脱続出の先発陣をあげた。「タイラー・グラスノー、クレイトン・カーショウ、ギャビン・ストーン、ダスティン・メイ、リバー・ライアン、エメット・シーハン、10月はその全員が起用できない。ウォーカー・ビューラーの好不調の波の激しさと、彼に続いて起用できる選手がいかに少ないかを考えると、恐らくジャック・フラハティと肩の怪我で3か月近く休んだヤマモトには重すぎる責任がかかることになる」と残っている投手を案じた。

 全体のオッズは以下の通り。

1,ロサンゼルス・ドジャース+350、ナ・リーグ地区優勝1位
2,フィラデルフィア・フィリーズ+360、ナ・リーグ地区優勝2位
3,ニューヨーク・ヤンキース+450、ア・リーグ地区優勝1位
4,ヒューストン・アストロズ+850、ア・リーグWC1位
5,クリーブランド・ガーディアンズ+1,100、ア・リーグ地区優勝2位
5,サンディエゴ・パドレス+1,100、ナ・リーグWC1位
7,ボルティモア・オリオールズ+1,200、ア・リーグWC1位
8,ミルウォーキー・ブルワーズ+1,900、ナ・リーグ地区優勝3位
9,アトランタ・ブレーブス+2,500、ナ・リーグWC2位
9,カンザスシティ・ロイヤルズ+2,500、ア・リーグWC2位
11,デトロイト・タイガース+2,700、ア・リーグWC3位
12,ニューヨーク・メッツ+3,200、ナ・リーグWC3位

構成●THE DIGEST編集部

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