現地10月６日、フィラデルフィア・フィリーズがニューヨーク・メッツと地区シリーズ第２戦を戦い、７対６でサヨナラ勝ち。１勝１敗のタイに持ち込んだ。

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　３点を追うフィリーズは６回裏、３番ブライス・ハーパーの２ラン本塁打と４番ニック・カステヤノスのソロアーチで同点に追いついた。１点ビハインドの８回裏には、５番ブライソン・ストットの２点適時打で５対４と逆転し、さらに相手のフィルダースチョイスで６点目を追加した。

　９回表に２点を奪われて６対６で迎えた９回裏、点の取り合いになった一戦を締めくくったのは、フィリーズの４番カステヤノスのひと振りだった。２死から、２番トレイ・ターナー、３番ハーパーがいずれもフルカウントから四球を選ぶと、続くカステヤノスが左翼線を破るサヨナラ安打を放ち、フィリーズが７対６でサヨナラ勝ちした。

　チームメイトにもみくちゃにされた後、ハイテンションのカステヤノスはネット裏最前列で観戦していた11歳の長男リアム君のところへ一直線。父子で喜びを分かち合った。この映像が拡散されると、瞬く間に米ファンの話題となった。
  「とても幸せな瞬間だ」「映画的な素敵なシーン」「今年のベスト投稿になるかも」「琴線に触れてしまった」「ニックとリアム、最高だ」「いかに家族思いかが分かる素晴らしい映像だ」「これ以上のシーンは他にない」「人生とは家族だ」「子供にとって父親はいつもヒーローだ」「かけがえのない美しい瞬間」「リアム、10年後は君の番だ」「父と息子の絆は永遠だ」

　カステヤノスの一打で勝利し、１勝１敗としたフィリーズ。現地８～９日にはメッツの本拠地シティ・フィールドに乗り込んで、第３戦と第４戦を行なう。先に３勝したチームが、リーグ優勝決定シリーズに進出する。

構成●THE DIGEST編集部

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