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「連覇狙う」侍ジャパン井端監督がWBSCプレミア12に臨む代表メンバーを発表! 東京五輪・WBC組は8人、初選出は10人

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2024.10.09

井端監督は11月に開幕するプレミア12に臨む日本代表を発表した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 10月9日、野球の日本代表を率いる井端弘和監督が11月に開催される「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」の記者会見に出席し、代表メンバー28人を発表した。日本は前回大会に続く優勝を目指す。

 新生・侍ジャパンの顔ぶれが揃った。2021年の東京五輪、昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)経験者が8人、代表初選出が10人について井端監督は「バランスよく選べた。もちろん連覇を目指したい」と話し、自信を示した。選考のポイントについては「若い選手が出てきたのは日本の野球界にとっていいこと。(WBC組は)大舞台を経験したことを若手に伝えてやってほしいですし、結果も出してほしい」と願い、2年後のWBCだけでなく、28年ロス五輪も見据えている。

 野球最強国を決める「WBSCプレミア12」は、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する同連盟が選出した12か国・地域参加により、4年に一度開催される野球の代表戦による国際大会。グループBの日本は11月13日の開幕戦でオーストラリアとバンテリンドーム ナゴヤで激突し、そのあとは台湾に舞台を移して韓国(15日)、台湾(16日)、キューバ(17日)、ドミニカ共和国(18日)と総当たり方式のオープニングラウンドを戦う。各グループ上位2チームがスーパーラウンド(同21日~23日=東京ドーム)に進み、1位と2位のチームは同24日の決勝に挑む。

 2019年の前回大会を制した侍ジャパンは東京五輪で金メダル、昨春のWBCを制覇し、野球大国として大きな存在感を放っている。昨年就任した井端監督が世界の強豪が集うこの大会でどんな采配を振るうのか、要注目だ。また、このWBSCプレミア12までの契約だった同監督については、2026年WBCまでの契約延長も併せて発表された。

 今回選出されたメンバーは来月9日、10日に「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024」と題して、チェコ代表とバンテリンドーム ナゴヤで強化試合を行ない、本番に臨む。
 
<投手>
15 大勢(巨人)
16 隅田知一郎(西武)
17 伊藤大海(日本ハム)
19 高橋宏斗(中日)
20 戸郷翔征(巨人)
21 早川隆久(楽天)
35 才木浩人(阪神)
46 藤平尚真(楽天)
47 鈴木昭汰(ロッテ)
50 清水達也(中日)
56 鈴木翔天(楽天)
57 北山亘基(日本ハム)
60 横山陸人(ロッテ)

<捕手>
22 古賀悠斗(西武)
31 坂倉将吾(広島)
32 佐藤都志也(ロッテ)

<内野手>
2 牧秀悟(DeNA)
4 吉川尚輝(巨人)
6 源田壮亮(西武)
23 栗原陵矢(ソフトバンク)
24 紅林弘太郎(オリックス)
25 岡本和真(巨人)
51 小園海斗(広島)

<外野手>
1 森下翔太(阪神)
5 五十幡亮汰(日本ハム)
7 佐野恵太(DeNA)
8 辰己涼介(楽天)
66 万波中正(日本ハム)

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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