現地10月10日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は本拠地で行なわれるサンディエゴ・パドレスとの地区シリーズ第５戦前日会見に出席。同９日の第４戦で、ベンチで怒りを爆発させたシーンについて言及した。
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　第４戦で４回１死から四球で出塁した大谷は、続くムーキー・ベッツの中飛でタッチアップする好走塁で二塁に進塁。続くテオスカー・ヘルナンデスが三塁線に鋭い打球を放ち、大谷は本塁を狙ったが、三塁手のマニー・マチャドがはじいたボールは塁審の左腕に当たってしまう。マチャドはボールを素早く処理して本塁へ送球し、大谷はタッチアウトとなった。

　打球が抜けたと思った大谷は、予想外の出来事に呆然としていた。そして、ベンチへ戻って映像を確認すると、思わず「Fワード」を絶叫。周りのチームメイトも驚いた表情を浮かべていた。
  　一夜明けて会見に登場した大谷は、審判に打球が当たって不満をあらわにしたシーンについて問われると、「もう忘れました」とバッサリ。まさかの切り返しに米週刊誌『News Week』のJP・ホーンストラ記者も「ユーモアの塊だ！」と笑いをこらえきれない様子だった。

　またX（旧ツイッター）上で実際の動画が拡散されると、日本のファンからも反応が続々。「もう前を向いている！」「この返し気持ちいいわー。さすが」「大物すぎる」「切り替えの早さも超一流」「なんで何もかも完璧なん」「こういうとこ好き」といったコメントが寄せられた。

　ドジャースとパドレスは地区シリーズでここまで五分の２勝２敗。第５戦で勝った方がリーグ優勝決定シリーズに進出する。はたして勝利の女神はどちらに微笑むのか。

構成●THE DIGEST編集部

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