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「史上3番目、33年ぶりの快挙だ!」山本由伸らドジャース投手陣の“24イニング連続無失点”が新たな金字塔!「敗退の危機に直面しながら…」

THE DIGEST編集部

2024.10.13

ポストシーズン初勝利を挙げた山本。気迫あふれるピッチングでパドレス打線を封じ込んだ。(C)REUTERS/AFLO

 まさにヒリヒリする一大決戦に日米の野球ファンが熱狂した。

 現地10月11日、MLBナ・リーグ地区シリーズの第5戦が行なわれ、ロサンゼルス・ドジャースが本拠地でサンディエゴ・パドレスと対戦。勝ったほうがニューヨーク・メッツとのリーグ優勝決定シリーズに進む運命の大一番で、ドジャースは山本由伸が、パドレスはダルビッシュ有が先発と、ポストシーズンで初の日本人投手対決が実現した。
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 山本は特大のプレッシャーを跳ねのけて見事5回をゼロに抑え、ダルビッシュも2本の本塁打を浴びたものの6回3分の2で2失点の好投をみせた。試合はドジャースが2対0で制し、山本はポストシーズンで嬉しい初勝利。1番・DH(指名打者)で出場した大谷翔平は4打数ノーヒットに終わった。

 ドジャースは通算3勝2敗で地区シリーズを突破。デイブ・ロバーツ監督が「本当に素晴らしかった」と称えたのは、投手陣の奮闘だった。ブルペンデーだった第3戦の3回から、山本が先発登板した第5戦の9回までパドレス自慢の強力打線を封じ込め、なんと24イニング連続無失点の快挙を成し遂げたのだ。
 
 MLB公式サイトでデータ分析を担うサラ・ラングス記者はXを更新し、ドジャース投手陣の離れ業に着目。「ポストシーズンにおいて、敗退の危機に直面した状況から2試合連続無失点を飾ったのは、今回のドジャースが史上3チーム目だ」と記し、1987年のセントルイス・カーディナルズと91年のアトランタ・ブレーブスに続く偉業達成だという。

 タイラー・グラスノー、キャビン・ストーン、さらにはクレイトン・カーショウと先発陣が相次いで怪我のため欠場し、窮地に立たされていたドジャース投手陣。ブルペン一丸となって乗り切った地区シリーズの勢いを来るメッツ戦に持ち込めるか。メッツの第1戦先発は千賀滉大に決定した。今度は千賀vs大谷の今季初対決に注目が集まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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