プロ野球

【DeNAのドラ2指名・篠木健太郎ってどんな選手?】最速157キロのストレートに加え、多彩な変化球も投げ分ける東京六大学屈指の本格派

SLUGGER編集部

2024.10.24

最速157キロはドラフト候補の中でも指折りのスピード。多彩な変化球も投げ分け、投手としての実力は折り紙付きだ。写真:THE DIGEST写真部

 10月24日に行われたドラフト会議で、DeNAが篠木健太郎(法政大)を2位指名し、交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】篠木健太郎(しのぎ・けんたろう)
【生年月日】2002年5月7日(22歳)
【出身地】群馬県
【身長/体重】177cm/80kg
【守備位置】投手
【投打】右投左打
【経歴】木更津総合高→法政大
 
 最速157キロのストレートをテンポ良く投げ込む東京六大学屈指の本格派右腕。高校時代から速球派として注目され、大学1年時にはすでに155キロを計測。3年春にはリーグベストの防御率0.68を記録している。

 同年秋には右肩の違和感を訴えて戦線離脱するなど挫折も味わったが、今年に入って助監督に就任した元近鉄の髙村祐氏の指導もあって復調。スピードボールに加え、打者の手元で鋭く変化するスライダー、フォーク、カッター、カーブと多彩な変化球も投げ分ける総合力の高い投手に変貌し、春のシーズンは防御率1.41でリーグ2位と好投を見せた。プロでも自らの理想像たる「勝てるエース」になれるか。

構成●SLUGGER編集部

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