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「目まいがするような惨状」ヤンキース地元メディアが嘆き…ドジャース鉄人フリーマンの逆転サヨナラ満塁弾に落胆を隠せず「悲惨な幕切れだ」

THE DIGEST編集部

2024.10.26

10回に逆転満塁弾を許したコルテス。ドジャースが劇的なサヨナラ勝ちで先勝した。(C) Getty Images

 鉄人が意地の一振りだ。

 メジャーリーグのワールドシリーズ(WS)第1戦が現地10月25日に行なわれ、2020年以来4年ぶりの頂点を狙うロサンゼルス・ドジャースが本拠地でニューヨーク・ヤンキースと対戦し、延長10回の末に6対3で逆転サヨナラ勝ちを収めた。1981年以来43年ぶりに実現した名門同士の頂上決戦、まずはドジャースが先勝し、対戦成績を1勝0敗としている。

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 試合を決めたのは、フレディ・フリーマンの一撃だ。1点を追う10回裏、直前にムーキー・ベッツが敬遠され、二死満塁で左腕ネスター・コルテスと対峙すると、内角低めに投じられた初球フォーシームを強振。これが打球速度109.2マイル(約175.7キロ)、飛距離409フィート(約125メートル)を計測する右中間への逆転サヨナラ満塁弾となった。

 敵地メディアからは、この結果に嘆きの声が上がっている。中でもニューヨークの地元紙『New York Daily News』は、「(2ランの)ジャンカルロ・スタントンがヤンキースを再び勝利に導くかと思われたが、ブルペンが踏ん張り切れなかった」と報道。「劇的な開幕戦は、ヤンキースにとって苦い結末に」とショックを隠せないようだ。

 また、同じく地元紙『Newsday』は、「第1戦でフリーマンの10回満塁弾を許し、ドジャースに土壇場の逆転負け」と見出しを打つと、今夜の結果を「悲惨な幕切れ」と表現。『New York Post』は、「15年ぶりにヤンキースがWSへ戻ってきた。10月にしか味わえない感情のジェットコースター、目まいがするような惨状とともに」と記述していた。

 幸先の良いスタートを切っているドジャース。続く第2戦は、日本時間27日午前9時8分に開始予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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