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「大舞台にふさわしいと証明」圧巻のWSデビュー! 山本由伸に地元記者から称賛続々「ドジャースが求めていた以上のものだ」

THE DIGEST編集部

2024.10.27

安定感抜群の投球を披露した山本。(C)Getty Images

 圧巻のワールドシリーズ(WS)デビューだ。

 ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は、現地10月26日に開催された本拠地でニューヨーク・ヤンキースとのWS第2戦に先発登板。6回1/3(86球)を投げ、1安打2四球4奪三振1失点で4-2の勝利に貢献した。この大舞台で日本人選手が勝ち投手となるのは、2007年ボストン・レッドソックスの松坂大輔氏以来、史上2人目だ。

 1、2回と四球を与えながらも無失点に抑えた山本は、1点リードの3回には、2死から2番フアン・ソトに同点ソロ本塁打を叩き込まれた。しかし以降は、1人の走者も出さない安定感抜群の投球を見せ、7回先頭のジャンカルロ・スタントンを二飛に抑えたところで交代。観客からも盛大なスタンディングオベーションが送られる快投ぶりだった。
【動画】「日本のエース」山本由伸が7回途中1失点の好投!
 降板後、日夜ドジャースの情報を発信している専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マッケイン記者は、自身の公式Xを更新。「ヤマモトは、自身が大舞台にふさわしい選手だと証明した」と書き始めると、「昨オフに12年総額3億2500万ドルという投手史上最高額の契約を結んだ。それに見合う内容だ」と称賛の言葉を送っている。

 また、同メディアのノア・カムラス記者は、現地6月7日のヤンキース戦で7回2安打無失点、7奪三振と好投していた山本のパフォーマンスにも触れ、「今年ヤマモトがヤンキースを圧倒」「3億2500万ドルの男による完全な支配だ」とXに投稿。さらにブルース・クンツ記者は、「何という試合だろう」「ドジャースが求めていた以上のもの」と呟いていた。

 WS制覇まであと2勝と迫っているドジャース。続く第3戦は、会場をヤンキー・スタジアムに移し、日本時間29日の9時8分にプレーボールだ。

構成●THE DIGEST編集部

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