不屈の鉄人が驚異の6戦連続アーチだ。
現地10月29日、ロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースのワールドシリーズ(WS)第4戦がヤンキー・スタジアムで行なわれており、4年ぶりのワールドチャンピオンに王手をかけているドジャースが初回に2点を先制。3番・一塁で先発出場のフレディ・フリーマンが、またしてもスタンドに美しいアーチを放った。
頼れる男の勢いが止まらない。ドジャースは初回に1番・指名打者の大谷翔平が平凡な遊飛に倒れたが、続くムーキー・ベッツが二塁打で得点圏に出ると、フリーマンがヤンキース先発ルイス・ギルのスライダーを右翼スタンドに運んだ。これで今シリーズは初戦のサヨナラ満塁弾から始まり4戦連続、史上初のWS6試合連続本塁打を記録した。
9月26日のサンディエゴ・パドレス戦の走塁で右足首を捻挫。一時はポストシーズンの出場自体も危ぶまれたが、チームの世界一奪還に向けて強行出場を続ける35歳の元MVPプレーヤーが強力打線をけん引している。
構成●THE DIGEST編集部
山本由伸の昨オフ争奪戦から“降りた”ヤ軍に米メディアが痛烈皮肉「彼らはコストカットを選んだ」 WS第2戦、1安打の圧巻投球で封じられる
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