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ド軍が逆転できたのは「クラブハウスに溢れる愛のおかげだ」とベッツが感謝! フリーマンから「『自分の直感を信じろ』と言われた」

THE DIGEST編集部

2024.10.31

3度目の頂点に輝いたベッツ(左)。(C)Getty Images

 悲願の世界一だ。

 現地10月30日、ワールドシリーズ(WS)第5戦がニューヨーク・ヤンキースの本拠地にて行われ、「2番・右翼」で先発出場したロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツは、3打数1安打2打点、1四球と活躍。チームも最大5点ビハインドから7対6で逆転勝ちを収め、2020年以来4年ぶりのWS制覇を果たしている。

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 この日、5点を追う5回2死満塁の場面では、昨季のサイ・ヤング賞右腕ゲリット・コールから一塁への適時内野安打をもぎ取り、チームに1点目をもたらしたベッツ。さらに同点の8回1死満塁という局面で守護神ルーク・ウィーバーと対峙すると、中犠飛で勝ち越し点を奪取し、一塁に走りながら力強くガッツポーズを作った。

 ベッツにとっては、個人3個目のチャンピオンリングだ。試合後、米放送局『FOX Sports』のインタビューに応じると、「僕らが粘り強いのは間違いないが、今日勝てたのは、クラブハウスに溢れる愛のおかげ。それがすべてだ」と笑顔。「本当に美しい。僕らのことを誇りに思うし、ハッピーだ」と喜びをかみしめている。

 また、決勝犠飛を放った打席の心境を問われると、「ただ三振はしないという感じだ」と回答。さらに、「どうすればいいかわからないから、その直前にフレディ(・フリーマン)とちょっと話をした。すると彼は、『自分の直感を信じろ』と言ってくれた」と秘話を明かしており、大逆転勝利での決着に興奮冷めやらぬ様子だ。

 なお、5点ビハインドから試合をひっくり返し、世界一となるのはWS史上初の快挙。まさに歴史的なシーズンのフィナーレとなった。
 
構成●THE DIGEST編集部



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