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「イソ、お願い」決勝犠牲フライの栗原陵矢が安堵「全員が耐えながらやっていた。(最後は)しびれましたね。しびれました」雨中で声援のファンにも感謝【プレミア12】

THE DIGEST編集部

2024.11.18

8回裏に決勝の犠牲フライを放った栗原。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 雨のなかの壮絶な一戦に決着をつけたのは栗原陵矢だった。6対6で迎えた8回裏の攻撃。1死一、三塁で打席に入った栗原は、きっちりと左翼に犠牲フライを飛ばし、三塁走者の五十幡亮汰が生還した。

 9回は5番手の藤平尚真が1死満塁とピンチを迎えながら、最後は2者連続三振に切って取り、侍ジャパンが7対6で雨中のキューバ戦に勝利。4戦4勝の侍ジャパンは1試合を残してオープニングラウンドB組の首位通過を決めた。

 試合後に、栗原は「いろいろ疲れました」と語り、8回裏のチームメイトのモイネロとの対戦について「もう少し対戦を楽しめたらよかったんですけど、そういう場面でもなかったですし、すごく力が入りましたね」と振り返った。

「(打った瞬間は三塁走者の)イソ(五十幡)お願い、と思いました。(五十幡の走塁は)安心感がありました。よかったです」とホッとした表情を浮かべた。

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 5回まで5対1とリードしながら、7回時点で6対6の同点と接戦の展開だった。「全員が力を出し尽くしてやっていましたし、ピッチャーもそうですけど、本当にみんなで耐えながらやっていたので、そんななかで勝ててよかったです。(9回表の藤平尚真のピッチングは)しびれましたね。しびれました。頼もしいです」と栗原は笑顔で藤平を称えていた。

 さらに栗原は、雨の中でも懸命に声援を送ったファンに対して、「(声援は)すごく聞こえていましたし、後押しになりましたし、本当にありがとうございます」と感謝。18日に行なわれるドミニカ共和国戦に向けては、「いい勢いのまましっかりと勝って帰りたいと思います。雨のなか、長い時間、応援ありがとうございました。明日も頑張ります」と意気込んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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