ロサンゼルス・エンジェルスのマイク・トラウトが、現役選手で断トツの“不名誉記録”を打ち立てていた。
米誌『Sports Illustrated』は、「現役選手のなかで、ポストシーズンに出場できなかったシーズンの通算WAR(打撃や守備、走塁などを総合的に評価し、メジャー最低レベルの選手と比較して勝利への貢献度を表わした指数。8.0でMVP級、5.0オールスター級、2.0でレギュラークラス)のトップがトラウトの78.5だ」と伝えた。
「2位はポール・ゴールドシュミット(セントルイス・カーディナルスから今オフFA)の37.9で、3位がジャンカルロ・スタントン(ニューヨーク・ヤンキース)の34.9、4位がノーラン・アレナド(カーディナルス)の31.9、5位はマニー・マチャド(サンディエゴ・パドレス、)の31.3となっている。トラウトのWARは、2位の2倍以上の数字だ」
エンジェルス一筋のトラウトは、2011年のデビュー以来、ポストシーズンには14年の一度しか出場していない。それでも14年、16年、19年にア・リーグMVPを受賞しており、シルバースラッガー賞のタイトルも計8度手にしている。
そんな世代屈指の強打者トラウトを擁していても、エンジェルスが14年を最後に一度もポストシーズンに出場していない。18年から23年までの6年間は、大谷翔平もエンジェルスに在籍していた。
【画像】6月30日に新たな命が誕生した、トラウト一家のファミリーショット!
「14年を除けばエンジェルスはポストシーズンに出場していない。そのためトラウトのポストシーズン出場シーズンを除く通算WARは、現役打者のなかでトップとなった。トラウトは過去4シーズン、怪我に悩まされており、24年はわずか29試合の出場にとどまった。エンジェルスは将来の殿堂入りが確実なトラウトの才能を生かすことが、まったくできていない」
トラウトとエンジェルスの契約は30年まで、あと6シーズン残っている。近年は毎年のように故障を繰り返しており、ハイパフォーマンスを見せられる時間は限られてきた。エンジェルスは24年に球団ワーストの99敗を記録。迎える25年シーズンには総給与を上げて地区優勝争いに絡みたいと明言している。
今オフのエンジェルスは、すでに投手カイル・ヘンドリクス、外野手ホルヘ・ソレア、内野手ライアン・ノダ、捕手トラビス・ダーノー、内野手ケビン・ニューマンらと契約するなど、移籍市場で積極的な動きを見せている。トラウトと大谷を擁しながら、一度もポストシーズンに届かなかったエンジェルスは、はたして25年にどのような戦いを見せるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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米誌『Sports Illustrated』は、「現役選手のなかで、ポストシーズンに出場できなかったシーズンの通算WAR(打撃や守備、走塁などを総合的に評価し、メジャー最低レベルの選手と比較して勝利への貢献度を表わした指数。8.0でMVP級、5.0オールスター級、2.0でレギュラークラス)のトップがトラウトの78.5だ」と伝えた。
「2位はポール・ゴールドシュミット(セントルイス・カーディナルスから今オフFA)の37.9で、3位がジャンカルロ・スタントン(ニューヨーク・ヤンキース)の34.9、4位がノーラン・アレナド(カーディナルス)の31.9、5位はマニー・マチャド(サンディエゴ・パドレス、)の31.3となっている。トラウトのWARは、2位の2倍以上の数字だ」
エンジェルス一筋のトラウトは、2011年のデビュー以来、ポストシーズンには14年の一度しか出場していない。それでも14年、16年、19年にア・リーグMVPを受賞しており、シルバースラッガー賞のタイトルも計8度手にしている。
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トラウトとエンジェルスの契約は30年まで、あと6シーズン残っている。近年は毎年のように故障を繰り返しており、ハイパフォーマンスを見せられる時間は限られてきた。エンジェルスは24年に球団ワーストの99敗を記録。迎える25年シーズンには総給与を上げて地区優勝争いに絡みたいと明言している。
今オフのエンジェルスは、すでに投手カイル・ヘンドリクス、外野手ホルヘ・ソレア、内野手ライアン・ノダ、捕手トラビス・ダーノー、内野手ケビン・ニューマンらと契約するなど、移籍市場で積極的な動きを見せている。トラウトと大谷を擁しながら、一度もポストシーズンに届かなかったエンジェルスは、はたして25年にどのような戦いを見せるのだろうか。
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