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大谷翔平の退団後も下降線を描く...“長期低迷”からの脱却を図るエ軍の積極補強に米メディア熱視線!「菊池雄星との契約で終わりではない」

THE DIGEST編集部

2024.11.28

24年は球団ワーストの99敗を喫したエンジェルス。来季へ向けて積極的な投手補強に打って出ている。(C) Getty Images

24年は球団ワーストの99敗を喫したエンジェルス。来季へ向けて積極的な投手補強に打って出ている。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの積極的な動きが注目されている。現地時間11月25日、菊池雄星との契約合意が伝えられ、各メディアにより大きく報じられた。

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 ヒューストン・アストロズからFAとなり、移籍市場でも“大物のひとり”との評価を受けていた日本人左腕の獲得に成功したエンジェルス。今オフでは他にも、アトランタ・ブレーブスからホルヘ・ソレア、フィラデルフィア・フィリーズからスコット・キンガリーをトレードで獲得。さらに、FAとなっていた前シカゴ・カブスのベテラン右腕、カイル・ヘンドリックスもチームに加わった。

 球団史上ワーストの99敗を記録した今季を含め、長く続く低迷からの脱却への意欲をみせているエンジェルスについて、米メディア『NEXT IMPULSE SPORTS』も特集記事を組んでおり、ここまでの補強を振り返っている。

 11月26日に配信となったトピックでは、「ロサンゼルス・エンジェルスの積極的なオフシーズンの動きが示すもの」と銘打たれており、その中では、「左腕先発投手・ユウセイ・キクチと3年6,300万ドル(約95億5000万円)の契約で合意した」と最新の補強を伝えている。

 また、「エンジェルスのゼネラルマネージャーであるペリー・ミナシアンは、8月に2年間の契約延長に合意した。その後すぐ、彼はチームが改善することを約束し、若手選手たちを基盤として構築していくと明言した」と振り返り、球団の今後の方向性を説明。加えて、ミナシアンGMが今月に入り、「シーズンを通して多くの投手が必要だということは誰もが知っている」などと語っていたことも紹介している。

 同メディアは、「ミナシアンGMは選手層の厚さを重視している。ファームシステムや選手育成の重要性に何度も言及しており、ケガの発生は避けられないとの認識を持ちながらチーム作りを進めている」と指摘。さらにトピックでは、今オフに入ってからの選手獲得の経緯を振り返りながら、「菊池雄星の契約が終わりではない」として、今後のさらなる選手獲得を見通している。

 昨年末にロサンゼルス・ドジャースへと移った大谷翔平や主砲マイク・トラウトなど、スター選手を抱えながらも上位浮上が果たせなかったエンジェルス。今オフの積極補強が来季、どのような結果につながるか。新加入となった菊池のパフォーマンスも含め、高い関心が寄せられるシーズンとなることは間違いない。

構成●THE DIGEST編集部
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