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CY賞投手も加え“6人ローテ”へ先発強化も… ド軍投手コーチが明かす「実行は簡単ではない」ワケとは?

THE DIGEST編集部

2024.11.29

山本(左)、グラスノー(中)、大谷(右)は、6人ローテーションの柱になれるか。(C)Getty Images

山本(左)、グラスノー(中)、大谷(右)は、6人ローテーションの柱になれるか。(C)Getty Images

 現地27日、ロサンゼルス・ドジャース専門サイト『DodgersBeat』によると、2度のサイ・ヤング賞受賞投手のブレイク・スネルの加入により、ドジャースの先発ローテーションは強化されたが、新たな課題も浮上しているという。

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 同メディアは、ドジャースのピッチングコーチ、マーク・プライアーが来季の導入が見込まれる“6人ローテーション”の可能性について、ポッドキャスト『Dodgers Territory』で次のように話したことを伝えている。
 
「6人のローテーションの実行は簡単ではない。選手は十分な休養を必要とし、場合によっては登板をスキップせざるを得ない状況も考えられる。そして、最も大きな課題は、投手陣に十分な層の厚さがあるかどうかだ。一人の投手が故障した場合、他の投手への負担が増し、チーム全体が影響を受ける可能性が出てくる。特に、15~18試合が続くような過密日程の場合、6人のローテーションを維持できるのか、それともほかの投手を代役として登板させる必要があるのか」

 ドジャースは、現時点で6人の先発ローテーションを組むことは可能だが、先発ローテーションを安定させるためには、少なくともあと2人の確実な先発投手が必要とされている。山本由伸、タイラー・グラスノー、トニー・ゴンソリン、ボビー・ミラー、ブレイク・スネル、ダスティン・メイに加え、マイナーリーグにも有望な投手陣を抱えている。しかし、ウォーカー・ビューラーや佐々木朗希の動向、大谷翔平やクレイトン・カーショウの復帰時期など、まだ決まっていない要素も多く、ローテーションの最終的な形は流動的だ。

 これらの投手陣をどのように組み合わせて、2025年のワールドシリーズ制覇を目指すのか、ドジャースには多くの課題を克服する必要がある。

構成●THE DIGEST編集部

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