ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが、フリーエージェントのフアン・ソトの獲得に向けて「奇妙な」対応をしていると現地28日の『New York Post』が報じた。同メディアは、それがチームにとって痛手となる可能性があるとしている。
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『New York Post』によれば、元ニューヨーク・メッツのリリーフ投手トレバー・メイ氏は、自身のポッドキャストで「ソトを獲得したいなら、時にはスターとしての影響力を見せるべきだ。君はアーロン・ジャッジなんだから」とジャッジの消極的ともとれる態度に疑問を投げかけたという。
さらに同氏は、「君は今、野球界のレブロン・ジェームズのような存在なんだ。その立場を活かして、ソト獲得に繋げよう。彼がソトと連絡を取らないと言っていたのは、少し不思議な感じがする。状況から考えると、もっと積極的にアプローチしてもいいんじゃないか?」と述べ、ジャッジのスター性を利用してソトを獲得するべきだと主張した。
一方、ジャッジは2度目のMVP受賞後の電話インタビューで、「ワールドシリーズ後、ソトとは連絡を取っていない」と明かし、「ソトには、じっくりと自分のことを考えてほしいと思っている」と語っている。また、「シーズン中、たくさん話しましたし、彼は私たちが彼をどれだけ必要としているか分かっている。今は、彼と家族にとって一番いい決断をしてほしい」と話した。
しかし、メイ氏は、「たとえそれがヤンキースのキャプテンとしての彼のスタイルではないとしても、ジャッジはもっと積極的になるべきだ」と主張した。
ソトの獲得レースは、ヤンキースとメッツが有力視されている。ジャッジの姿勢が、ソト獲得にどれだけ影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
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