MLB

「居場所を見つけられない」ド軍先発2投手の残留は「困難」と米敏腕記者が指摘 スネルとの大型契約締結でロースターに変化

THE DIGEST編集部

2024.12.02

フリーエージェントのフラハティ(左)とビューラー(右)。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースが、フリーエージェント(FA)のブレイク・スネルと5年総額1億8200万ドル(約273億円)の大型契約を結んだことで、チームへの残留が噂されていたウォーカー・ビューラーとジャック・フラハティの去就に大きな変化が生じたと、ドジャース地元メディア『Dodgers Nation』が現地12月1日に報じた。

【画像】大谷翔平&真美子夫妻の"仲睦まじいツーショット"写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場

 同メディアは、MLBインサイダーの敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏が「スネルの加入によって、ビューラーとフラハティのドジャース残留は困難になった」と述べたことを伝えている。

 同記者は「ビューラーが戻ってくるのは考えられない。フラハティも同じだ」とし、「もちろん、ビューラーにはクオリファイングオファーを出すことで残留を打診することもできたし、2100万ドル(約31.5億円)で契約できたかもしれない。しかし、彼らは話し合い、おそらく1500万ドル(約22.5億円)程度を提示したが、両者は合意に至らなかったのではないか」との見方を示した。
 
 さらに「ビューラーが複数のチームからオファーを受けるだろうと予想する。彼はポストシーズンでの活躍が評価されているが、ドジャースの先発ローテーションはすでに充実しており、特に佐々木朗希の加入が噂される中、チーム内での彼の居場所は厳しいと見ている。そのため、ビューラー、あるいはフラハティの居場所を見つけるのは困難だ」とも指摘している。

 2人の先発投手は、ポストシーズンでの活躍が評価され、FA市場では複数のチームから関心を集めている。これからの動向に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「調子が良ければ正真正銘のエースだ」ドジャースが"5年277億円"でCY賞2度の本格派左腕獲得と米報道。現地記者が称賛「非現実的だ」「最大の望みを叶えた」

【記事】ソト獲得へ、ドジャースのオファー提示額はMLB史上最高額? 地元メディアは異なるパターンも予想「2027年または28年の再契約交渉が有利に」

【画像】ドジャース対オリオールズ戦で始球式に登場!大谷翔平と"愛犬"デコピンの厳選ショット!