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「怪我が少し助けになった」シリーズMVPエドマンがトレード直後のベッツとのエピソードを振り返る「同じ境遇にいたから一緒にスイングの練習ができた」

THE DIGEST編集部

2024.12.06

ベッツ(左)との出来事を振り返ったエドマン(右)。(C)Getty Images

 現地11月29日にロサンゼルス・ドジャースと5年7400万ドル+球団オプション1年の契約を結んだユーティリティプレイヤーのトミー・エドマンが、自身の好パフォーマンスを引き出した"恩人"に感謝していると語った。その様子を現地12月5日にドジャース専門メディア『Dodger blue』が報じた。

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 7月末のトレードデッドライン間際にセントルイス・カーディナルスからトレードでドジャースに移籍したエドマンは右手首の故障で開幕から欠場が続いており、現地8月19日に今季初出場を果たした。レギュラーシーズン終盤のチームを支えたほか、ポストシーズンでは16試合で打率.328、2本塁打、13打点、OPS.862を記録。特にナ・リーグ優勝決定シリーズでは6試合で打率.407、11打点、OPS1.023と大爆発を見せ、シリーズMVPに輝くなど、チームに不可欠な存在となった。

 エドマンはポッドキャスト番組「On Base With Mookie Betts」に出演し、今季の好調さの要因は加入直後の時期にあるとし、チームメイトのムーキー・ベッツとのエピソードを本人の前で明かした。

「怪我をしてトレードされたのは少し奇妙だったけど、それが少し助けになったと思う。もちろん君も怪我をしていたのは残念だったけど、同じ境遇にいたから一緒にスイングの練習をすることができた。君が早い段階で僕のスイングの本当に良い部分をいくつか教えてくれて、それに僕は助けられた。シーズンを通して後押ししてくれたんだ」

 6月に死球を受けて左手を骨折し、現地8月12日に復帰するまで約2か月戦線を離れていたベッツ。その間にもチームメイトへのアドバイスを惜しまないその献身性がのちのシリーズMVPを生み出すきっかけになったのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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