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ドジャース世界一への“貪欲さ”。ソトへの6億ドル超オファー提示を現地記者が称賛「WSを制してからわずか1か月後に...」

THE DIGEST編集部

2024.12.08

WSでドジャースと対戦したソト。今オフFA市場の目玉選手だ。(C)Getty Images

WSでドジャースと対戦したソト。今オフFA市場の目玉選手だ。(C)Getty Images

 MLBロサンゼルス・ドジャースが今オフ、ニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント(FA)となったフアン・ソトに6億ドル(約900億円)以上のオファーを出したと、ニューヨークの地元メディア『New York Post』のジョン・ヘイマン記者が報じた。

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 同氏によると、ソトは他にもヤンキース、ニューヨーク・メッツ、トロント・ブルージェイズ、ボストン・レッドソックスから15年総額7億ドル(約1050億円)ほどのオファーを受け取っているといい、単純にサラリーで判断するのであれば、その4チームに移籍する可能性は高く、ドジャースは「大穴」という位置づけになるという。

 しかし同氏はドジャースを候補から排除していない。その理由について、球団専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は「(ソトが)ワールドシリーズで2、3勝できる絶好のチャンスを手にすることを選ぶ可能性も大いにあるため、ドジャースと契約する可能性を除外したくはないようだ」と推測した。

 また、契約の可能性が他チームより低いにもかかわらずドジャースが争奪戦に参加していることについて同氏は「14億ドルを費やしてから1年、そしてワールドシリーズを制してからわずか1か月後にドジャースはより改善できる方法を模索し、市場トップの舞台で実践している」「ロサンゼルスが優勝の可能性を最大限に高め、チャンピオン期間を延長することにどれほど熱心であるかを示している」と、球団の取り組みを評価した。

 世界一のチームを作ったことにおごらず満足せず、すでにサイ・ヤング賞左腕のブレイク・スネルを獲得したドジャース。貪欲な姿勢にスーパースターの心が動く可能性は大いにあるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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