ロサンゼルス・ドジャースは、今オフシーズンも積極的な補強を進めている。まず、新シーズンのエース格となるブレイク・スネルとの大型契約を結び、ユーティリティプレーヤーのトミー・エドマンと契約延長。その後、外野手のマイケル・コンフォートと契約し、さらに世界一に大きく貢献したリリーフ投手のブレイク・トライネンと再契約した。
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そして今回、新たなターゲットとして浮上したのが、ライバルチームであるサンディエゴ・パドレスのクローザー、タナー・スコットだ。
現地9日、『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者は、「ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースは、少なくとももうひとりのリリーフ投手を獲得したいと考えており、市場のトップクラスの選手を狙っている。その中には、フリーエージェントの左腕タナー・スコットも含まれている」と伝えている。
スコットは、過去2年間で2.04の防御率と150イニングで188奪三振を記録するなど、メジャー屈指のクローザーとして知られている。ドジャースは、すでにエバン・フィリップスやトライネンといったリリーフ陣を擁しているが、スコットの加入によって、さらに盤石なブルペン体制を築くことができる。
ドジャースがスコットを獲得できれば、パドレスとのライバル関係がさらに激化するだけでなく、メジャーリーグ全体の注目を集めるだろう。今後の動向に注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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