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プロ野球

「日本でずっと投げる」巨人と契約合意間近の中日マルティネス。深すぎる“NPB愛”に母国メディア脚光「その言葉を守る決意だ」

THE DIGEST編集部

2024.12.12

海外記者は中日のマルティネスが巨人入りすると報道した。写真:鈴木颯太朗

海外記者は中日のマルティネスが巨人入りすると報道した。写真:鈴木颯太朗

 竜の守護神の動向を巡って新たな動きが生まれた。

 現地12月9日、全米野球記者協会所属でキューバ野球に情通しているフランシスコ・ロメロ記者が自身のXに、中日から自由契約となったライデル・マルティネスが巨人と契約合意に近づいていると伝えた。契約内容は2年総額1600万ドル(約24億円)の大型契約になるとされ、日本の野球ファンの間では大きな話題になった。

 NPB最強クローザーの去就が一気に決着するかもしれない。同記者は「キューバ出身のスタークローザー、ライデル・マルティネスが読売ジャイアンツとの契約をまとめている」と綴り、「ジャイアンツはマルティネスに非常に興味を持っており、最近になって契約の最有力候補として浮上した」と、ここ数日で巨人入りの可能性が一気に高まったという。

 今オフに中日との3年契約が切れ、移籍市場の目玉のひとりとされていたマルティネス。2018年に育成契約でドラゴンズに入団すると、22年に39セーブを挙げて初のセーブ王を獲得した。今季も絶対的守護神として自己最多60試合に登板して2度目のセーブ王に輝くなど、その実力は球界トップクラスだ。
 
 MLBをはじめ、日夜キューバ野球について豊富な情報を発信し続けている専門サイト『Cibercuba』は「ライデル・マルティネスが伝統ある日本の球団と契約目前」と題した記事を配信。マルティネスの巨人入りは”ほぼ確定的”だと報じている。

 記事内では「ピナール・デル・リオ出身であるライデル・マルティネスの獲得競争は、読売ジャイアンツが最有力候補に浮上しており、数日中にすべてが決まる可能性がある」と断じており、「日本のプロ野球界で最も有名なキューバ人クローザーが、キャリアの大きな一歩を踏み出し、ジャイアンツのユニホームに袖を通そうとしている」と球界の盟主である巨人への入団に大きな関心を寄せている。
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