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カブスから“トレード要員候補”に挙げられていた鈴木誠也にアストロズが興味。背景にフアン・ソトの超大型契約と海外報道

THE DIGEST編集部

2024.12.12

アストロズが獲得に関心を示している鈴木。(C)Getty Images

 ニューヨークの地元紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者は現地12月11日、シカゴ・カブスの鈴木誠也についてのトレードの噂を共有した。

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 30歳を迎えた鈴木は今季、打率.283、21本塁打、長打率.482、OPS.848と好調のシーズンを送った。しかし守備でのミスが目立ち、外野手ポジションが飽和気味というチーム事情もあったため、シーズン途中からは指名打者が定位置に。今オフには元MVPのコディ・ベリンジャーとともにトレード要員候補に挙げられていた。

 契約が残り2年3600万ドル(約55億円)と比較的安価であり、他チームからの関心も高いことが予想されていた。同記者はアストロズが、鈴木と三塁手アイザック・パレイデス、今季ドラフト1位の三塁手キャム・スミスかプレミア12米国代表の遊撃手マット・ショウを望んでいるという。

 このアストロズの動きには、ニューヨーク・メッツと超大型契約を結んだフアン・ソトが関係しているという。同紙のジョエル・シャーマン記者によると、ソトが外野手ポジションの契約の基準を引き上げたことで、来オフにFAとなるアストロズのオールスター外野手カイル・タッカーが4億ドル(約610億円)規模の契約を要求する可能性があるため、それまでにトレードで放出する可能性がある。他にもニューヨーク・ヤンキースから新人王のルイス・ヒルの獲得を検討しているという。

 鈴木の代理人ジョエル・ウルフ氏の話によると、トレード拒否権を有する鈴木がトレード先として容認する球団は少ないため、実現する可能性は高くないというが、一方で指名打者としての起用に不満を抱いているという。

構成●THE DIGEST編集部

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